2020.12.01
毎月シンガポールマップにダーツの矢を投げ、矢が刺さった場所を探索する「シンガポールダーツの旅」。知っているところもあるけれど、全く聞いたことがない地名もまだまだたくさんあり、毎度毎度、新しい発見がある旅となっている。今回訪れた場所は!?
Punggol (プンゴル)
ダーツの矢は今回もシンガポールマップに鋭く刺った!
どこだ、どこだ? ウビン島方面だろうか!?
今回のスタート地点はこちら!
MRT北東線の終点駅プンゴルへやってきた。この駅はLRTの駅でもある。駅前にはまだ広い敷地が残っている。数年前まではどこの駅前にも広い敷地が当たり前のようにあったが、次第にコンドミニアムやHDB、ショッピングセンターが建ち、今ではこのような敷地は見かけることが少なくなった。
MRT Punggol駅
70 Punggol Central, (S)828868
LRT(Light Rail Transit)の旅
早速、LRTに乗ってみよう! Punggol駅を中心に、ループした線が東側と西側に分かれている。West Loopに乗ることにした。駅の周辺はたくさんのHDBが所狭しと並んでいたが、駅を少し離れると右も左も建設中の場所ばかり。
West Loop上で最北端にある駅 「Punggol Point」で下車。駅前も工事中、騒音が響く。
Northshore drive (ノースショア・ドライブ)
どこもかしこも建設中のエリアのようだが、道路だけは立派に完成している。信号も稼働している。通り抜ける車は乗用車より断然ダンプカーやトラックが多い。写真の奥に見える建物の辺りは、小さな一角だけ住居や教会があった。広い敷地に一戸建てタイプの立派な家が並んでいる。
The Punggol Settlement (ザ・プンゴル・セトルメント)
海を見るために北を目指して歩いてきた。駐車場の奥に大きなカニの看板が見えてきた! 店の裏側のようなので、表に回る。と、そこには!
UFOキャッチャーだ!昨年、生きた蟹をつかみ取るUFOキャッチャーとして話題となり、一部では「動物虐待」と非難されたカニ料理店のものがあった。さすがに今の景品はおもちゃに変わっていた…
2階建ての細長い建物内に多くのレストランが入っている。シーフードを扱う店舗も多いが、お酒が飲めるバーやウエスタン料理などある。「White Restaurant」の海鮮がたっぷり入った「The Original White Bee Hoon」が人気のようだ。昼時でにぎわっていた
The Punggol Settlement
500 New Punggol Road, (S)828617
海沿いの道
レストランの前には海が広がる。そして、海沿いはサイクリングもできる道が続き、長閑だ。
遊具のある子どもの遊び場や亀のいる池もある。亀は近づくとサッと池に入ってしまい、近くで見るのは至難の業。
バッグを木にかけ、アウトドアチェアを持参。木陰を陣取りとっても慣れた様子の釣り人
砂?砂利?重そうな砂の山を乗せた船を牽引している。マレーシアから来たのだろうか?向こう岸はもうマレーシア!
Coney Island (コニー・アイランド)
島が見えてきた。左の奥に見えるのは「Pulau Ubin(ウビン島)」で、手前にあるのが「Serangoon Island(セラングーン島)」だ。シンガポールマップには、セラングーン島と記載されているが、コニー・ アイランドとも呼ばれている。サイクリングを楽しむ人が断然多い。先ほどのレストランが並ぶ「ザ・プンゴル・セトルメント」には、レンタル自転車屋さんがあるので便利!
サルに遭遇! 島の入り口にサル発見。サイクリングに来ている若者たちがちょっかいを出しており、その度にかなり威嚇している!
島の中は、こんな感じ! うっそうと茂る木々。暑い日も木陰が多く、サイクリングや運動するには良い場所かもしれない
所々にアスレチックや休憩所が設置
「ビーチエリアA」と案内板にあった場所。とっても残念なビーチ。砂浜は約1mで、漂流物多し…
タクシーで移動。
Punggol East Container Park (プンゴル・イースト・コンテナパーク)
コンテナのレストランが並ぶ「Punggol East Container Park」へやった来た。ここのエリアには不思議なものがたくさんあった!
コンテナのお店の裏側
表側はカラフルにペイントされ、屋外で飲食ができるようになっている。昼から営業する店は少ないが、夜はにぎわいを見せるバーが多い
恐竜!?かなりの数の恐竜が雨ざらしになり保管されている…他にも、カバーをかけられた移動式遊園地があったり、アーチェリー場、フットサル場、植物を育てているビニールハウスもある不思議なところだ。コンテナレストランの他にも、エアコンが効いたレストランもある
営業中のエビ釣り場「Hai Bin(ハイ・ ビン)」。飲食もでき、イベントも多く開催されるローカルに人気の場所
本日は、エアコンの効いたレストラン「FAT PO」でランチ!
同店で焼かれたサクサクのパン「Bolo bun」でサンドされた 「BBQ Pulled Pork Burger」(S$19.80)。甘辛く味付けされたBBQ味のポークにパイナップルの甘味、たっぷりのオニオンがクセになるバーガー
一人前の量とは思えない程たっぷりのあさりが入った、ちょっとピリ辛な「Mala Vongole」(S$17.80)。牡蠣なども扱う、魚介が美味しいお店
Punggol East Container Park
50 Punggol E, (S)828824
Hai Bin Punggol
6 Tebing Lane, #01-04, (S)828835
Fat Po
10 Tebing Lane, #01-05/06, (S)828836
Serangoon Rever (セラングーン川)沿い
だらだらの汗もクールダウンしお腹も膨れたところで、セラングーン川に沿って歩く。するとすぐ、迷子の野生の亀発見!
段差を乗り越えられれば川があるのだが、苦戦している様子
そっと見守っていると、親切な人たちが集まってきた。手で触れようとすると歯を剥き出して威嚇してくる。野生の亀はかなり凶暴。大人2人がかりでなんとか救助できた。シンガポールの方は皆、優しい!
亀を見届け、再び歩き始めるとなんだか人だかりが。今度はなんだ?
おっ、カワウソ一家だ! (※一家かどうかは定かではないが…)
カワウソが道を横切るので、注意を促している紙も…
帰りは、近くのLRT駅まで歩いてみた。途中には、「Lor Halus Red Bridge」があった。こちら側はプンゴル、向こう岸に渡れば、タンピネスだ!
建設現場が多いが、川沿いは木陰も多く気持ちよく歩ける。LRT Kadaloor駅からPunggol駅へ戻り、本日の旅を終えた
《まとめ》
川や海沿いの道が整い、散歩やサイクリングを楽しめる街だった。娯楽施設やレストラン街もそろい、野生の動物にも会えた。今は建設中の住宅も多いが、バス、LRTなどの公共交通機関も充実していて便利。今後も発展が楽しみなエリアだ。
《参加者大募集》
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