2019.09.26
シンガポールの心霊スポットを巡る [ダークの旅]
今回はシンガポールで怖〜い噂の絶えない場所を巡ることに。近代的なビルが多く立ち並び、活気に満ちたシンガポールからはあまり想像できない裏の顔を案内する。あの有名観光地や毎日使うMRT駅、近所が心霊スポットだった!なんてこともあるかもしれない・・・
BLOCK 99 BEDOK NORTH AVENUE 4
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事件から数年後にHDBは取り壊され、新しいものが建てられた
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ブロック下の共有スペースにはなぜだかマッチが撒き散らかされていた
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床にもマッチ。ちょっと不気味!
借金を抱え、不倫をしていた夫に私怨を抱いた妻が、25階の窓がら息子を道連れに飛び降り自殺をはかったとされる場所。その時彼女は赤いドレスに身をつつみ、壁には自らの血で「これで終わりじゃないわよ、貴方」と残してこの世を去ったそうだ。
これだけでもゾッとするのだが、これで話は終わらない。
妻が亡くなった後、夫は部屋を売りに出したがなかなか買い手がつかず、仕方なく愛人と一緒に住み始めた。2人はその後、息子を授かったが息子は部屋にいるはずのない「兄」を見るようになる。ある日、「兄」にいじめられたと泣きながら夫婦の寝室にやってくる息子。おそるおそる部屋を確認してみるものの、もちろん誰もいない。父が寝室に戻ると息子が窓枠に座っており、「これは兄のためだ」と言い残し、飛び降りて亡くなった。
このエリアでは赤いドレスを着た女性や子供の霊を見たという証言が後を絶たないという。
その後、この辺りでは殺人事件も起こり、悪いイメージがついてしまったせいか、HDBがほぼ廃墟状態になってしまい、取り壊されたそうだ。
BEDOK RESERVOIR
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広々とした敷地内はジョギングや散歩をする方も
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爽やかな風が気持ちよい水辺
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同じ貯水池でも右と左で魚釣りが規制されているのが不思議だ
同じくベドック内にあるBedok Reservoir。爽やかな見た目とは裏腹に、自殺の名所として有名な貯水池だ。5カ月ものあいだに5体もの遺体が発見されたり、赤い布で巻かれた母と子の遺体が見つかったり・・・
シンガポールでもっとも呪われた水域だと言われている。夜の散歩やジョギングは少し勇気が必要だ。
KUBUR KASSIM
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シグラップロード沿いに派手な門を発見
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入り口はあまり大きくないが中は広々している
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道はだいぶ置くへと続いているようだ
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Surauというお祈りのための建物
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Surau近くの小さな建物。中に棺が入っている
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整然と並ぶ無数の墓石
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中にはわりと新しく供えられたものもある
90年以上前からあるマレー系の墓地。「Orang Bunian」というマレーの伝説の登場する妖怪のような、人の形をした霊的な存在の墓石がある。残念ながら墓石の数が多く、文字も読めなかったため見つけることができなかった。
WOODLEIGH MRT
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地上入り口部分
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北東線のMRT駅
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比較的新しい駅内の様子
Bidadari Cemeteryという大きな墓地の跡地に建てられ、2011年に開通したMRT駅だ。2003年には完成したものの、使用されるようになったのは2011年になってからで、長過ぎるブランクがある。開通前の駅を通過したときに人影を見たという人が多く、歓迎しない霊の仕業なのではないかと噂されている。
ISTANA WOODNEUK
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いかにも何か出そうな感じのマンション
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西洋の影響を受けた装飾品が美しい
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別の部屋へと続く通路
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大きなバスタブが2つ並んでいた
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なぜだかポリタンクが山積みにされている
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2階のベランダからの美しい眺め
Holland Road辺りの丘の上に建つマンションはかつてジョホールのスルタンが所有していたもの。亡きスルタンの霊が出ると噂されているが、正直幽霊よりも床がぬけるのではないかという恐怖のほうが大きかった。
HAW PAR VILLA
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色鮮やかな建物が並ぶ
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タイガーバームを持ったマスコットキャラがお出迎え
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地獄の世界を表現したトンネル
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地獄は恐ろしい所だということが分かる
タイガーバームの創始者が建てたHaw Par Villa。敷地内には中国の伝説や地獄をテーマにしたパンチの効いた彫刻が並ぶ。夜になると彫刻が動く、とか地獄への入り口がある、とも言われているが、彫刻のインパクトが強すぎてあまり怖くはない。
SENTOSA
シンガポール屈指の観光地セントーサ島。マレー語で平和と平穏を意味するセントーサは心霊とは無縁なイメージだが、第二次世界大戦中の日本植民地時代に大虐殺が行われた地でもある。戦時中に亡くなった兵士の霊が今でもさまよっているそうだ。
過去の旅はこちら
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