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2019.10.25

ダーツの旅 Tanjong Pagar編

「きた~っ」ついにシティーエリアに矢が刺さる。場所は「タンパガ」ことTanjong Pagarだ。編集部が勝手に描くイメージは、高層ビルが建ち並ぶオフィス街。オフィスワーカーが行き交い、カフェではコーヒー片手にノートパソコンでお仕事。難しい商談も気持ちよく決まりそう!レストランやバーも多く夜も楽しい街といった感じだろうか。

夜の街 Tanjong Pagarの巻

やって来ました、夜!「ダーツの旅」では初の試み。夜の街へ繰り出してみよう!オフィスワーカーが仕事を終える頃、まだ街は明るいがタンパガに到着。ぼちぼちお勤め帰り風の人たちがオフィスから出てくる夕暮れ時。公園のベンチですわってくつろぐ人やおしゃべりを楽しむ人も多い。


ブランコがあるから「乗ってみよう!」と撮影していると、近づいてくるおじ様が。撮影を終えブランコから降りるや否や、おじ様は一人ブランコに乗っていました。空が薄暗くなるころ、公園のブランコに乗りたくなる気持ちがわかったような気がします。公園の奥にあるもう1つのブランコにもカップルが。もしかして人気スポットなのかな?

タンパガの目印「Oasis Hotel」

明るい時は赤と緑のモジャモジャで目立っていたけど、夜見るとちょっぴり不気味?なビルに変身


“赤いモジャモジャ”の「Oasis Hotel」は、タンパガの目印。歩き回り遠く離れても、ビルとビルの隙間から赤いビルが見える。道に迷ったら、このビルを目指せばタンパガ駅の近くまで来れること間違いなし。宿泊客は迷うことなくホテルに帰り着くだろう。


ホテルの近くにお寺がある。壁には「114周年」と垂れ幕がある歴史ある寺「Seng Wong Beo Temple」だ。こんな街のど真ん中にあるが、実は観光客はめったに近づくことはない。若くして亡くなった子を持つ親たちが、死後の世界で結ばれるようにと供養する、シンガポールで唯一の「ゴースト・マリッジ」を行う神聖なる場所なのだ。このような寺が存在することすら知らず、いろいろと考えさせられました。

100AM

そろそろ小腹が減る頃、近くの「100AM」を覗いてみる。日本人も多く訪れるショッピングモール内は、やはり多くの人でにぎわっている。編集しおんの「最近、美味しいお寿司食べてないなぁ」のつぶやきで「沼津魚がし鮨」に立ち寄ることに。

沼津魚がし鮨

板前 竹本さん

「コハダ」の握り、2貫(S$3.5)一つひとつ、握りのクオリティが高い◎!

「刺身盛り合わせ」(S$28)お得な一品。

「漢の門出」(S$8.80/180ml)、純米大吟醸「花の舞」(S$120/720ml)


突撃にもかかわらず撮影許可をくれた板前の竹本さんに話を聞きながら、握ってもらうことに。沼津の魚市場から取り寄せた旬のネタが自慢なんだって。季節にもよるがイサキや金目鯛も楽しめるのだとか。板前は皆、日本人なのも嬉しい。おすすめの本醸造「漢の門出」(S$8.80/180ml)は、甘味と辛味のバランスが絶妙のさらっと飲みやすい酒。純米大吟醸「花の舞」(S$120/720ml)は限定酒だ。

沼津魚がし鮨
100 Tras Street, #03-K1 100AM Shopping Mall, (S) 079027

Emma
寿司屋をあとにする。すれ違った若者が食べ歩いていたスイーツにひかれ、2階へ降りると「Emma」があった。プラザ・シンガプーラに続き7月にオープンした2店舗目というアイスクリームとタピオカドリンクの店だ。店舗の名前は、日本の「絵馬」からきてる、覚えやすいね!

驚きのアイスクリームは、この通り!竹炭から作られたコーンは黒色!「Emma ソフト抹茶」(S$5.30)

歩きながら食べるなら「黒糖バブルソフト」(S$5.80)がおすすめ!


逆さにしても落ちません。店員いわく、「逆さにしても問題ないが、万が一床に落下しても取り替えることはできない」とのこと。なのでいろんな意味で勇気を持ってトライしてみてね!チョコレートディップは、4種類。キャラメル、抹茶、チョコレート、そして子どもに一番人気のストロベリー。

Emma
100 Tras Street, #02-10 100AM Shopping Mall, (S)079027

Tanjong Pagar Plaza

デザートも食べたことだし、外もすっかり暗くなってきたし、夜の街を散策してみよう!

1960年代のシンガポールの写真

今日のお礼と明日の繁盛を祈っているのかな?

ホロをかけただけの簡単な店じまい

場所を変え、夜のマーケット「Tanjong Pagar Plaza」を覗いてみることに。19:00だというのにまだ電気が煌々とつき人だかりもある。やっていたのはフルーツ店のみ。カットフルーツが安く売られ始めている、お得な時間帯かも!マーケットの脇にはシンガポールが独立した頃1960年代の古い写真が1枚だけ飾られている。建物は古いが、街行く人は皆おしゃれに見える。

Mellben Signature

平日夜でもこの行列

壁にカニの甲羅がたくさんついた看板が目印

マーケットの先には、なにやら行列が。平日の夜でも混み合うこの店は「Mellben Signature」というカニを専門とした海鮮料理店。特製のチリクラブやソルティッドエッグのカニが納得の値段でオーダーできると評判だ。

Mellben Signature
7 Tanjong Pagar Plaza, #01-105, (S)081007

MRT駅EXIT「C」付近に設置された、おもしろ自動販売機。気になる内容は……、ほとんど売り切れ状態だが、ラムネ(ラムネ瓶の形の容器)やD’assesのクッキーなどのスナック菓子やら、魚の照り焼きライス、豚の角煮ライスなど食事ものまである。

名代富士そば二八
仕事を終えて、最後に……。シメの蕎麦食べたいに行こう!富士そばの「二八天盛りそば」(S$20)は、のど越しが抜群で、夜にサラリと食べたくなる。天ぷらは、海老にしいたけ、塩麹を使った鶏むね肉のかしわ天も入り、満足の味。

名代富士そば二八
100 Tras Street, #03-14 100AM Shopping Mall, (S) 079027


昼のタンジョンパガーもお楽しみに!

 

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