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2019.10.01

プラナカン料理とは

プラナカン料理は別名ニョニャ料理ともいわれ、中国系の素材や調理法を使い、マレー系、インド系、など他の民族に伝わる香辛料や味付けを融合させて生み出された家庭料理。ラクサやチェンドルが有名だ。


各民族のルーツを反映した食材を使うため、一品に使う材料が多く、スパイシーで香り高い、風味豊かな味が特徴。エシャロット、ガランガル(ショウガ科の植物)、チリ、ピーナッツ、レモングラス、タマリンド、蝦醤(ブラチャン)、ココナッツミルクなどで味付けをする。

時間のかかる料理でもあり、肉や魚介は調理前にスパイスなどで味付けし、味を吸収させるために何時間もマリネする必要がある。そして、スパイスも新鮮なものが良い風味を生み出すため、調理前にすりつぶしたりして準備するなど、手間ひまかけて作る。


それぞれのバックグラウンドを持つ人種が行き交う多民族国家シンガポールでは、自然と異なる文化が融合し、新しい料理が生み出されるのも不思議ではない。ここではシンガポールでおすすめのフュージョン料理店を紹介する。