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2020.05.29

写真提供:City Nomads

今回は、シンガポールで新たに始動したキャンペーン#savefnbsgと#mytreatsgのコミュニティリーダーであり、飲食業会のマーケティング&PR 会社「LoopPR」の共同創業者Lyla Linさんにお話をお伺いしました。

こんにちはLyla さん!飲食業界の広報にはどのような経緯で携わることになったのですか?
LOOPに務めるより前に、あるレストラングループのマーケティング部に10年ほど携わっていたんです。その際に、企業と顧客との間に繋がりが何もないように感じました。そこで私たちは、飲食店が顧客のニーズに直接応えられる環境を作りたっかたんです。私は自分の好きなことを信じて行動しています。食べることや飲むこと、そして物語が大好きな生粋の仕事人間、それが自分です。そう気が付いたとき、飲食店へのマーケティングは自分に向いていると思いました。美味しいものを食べると火が着くんです!綺麗に盛り付けられた料理や厳選されたワインを前にする度、そこに込められた人々の努力が浮かんで、その瞬間が私に刺激を与えてくれます!


プライベートも仕事も常に食べ物と向き合っていると思いますが、どのように健康的な生活を保っていますか?
正直100%ヘルシーな食生活だとは言えませんし、職業柄、健康的でいるのって本当に難しいんです!去年、もっとバランスの良い生活をしようと心掛けたことがあったんです。それ以来は、自分で料理をする回数も格段に増えて、最低でも週に1 回はヨガや有酸素運動をするようになりました。今は家で過ごす時間があるので、毎日30分Tabata(高強度インターバルトレーニング)をしていて、これがすごく効くんです。

#SaveFnBSG について詳しく教えてください!
#SaveFnBSG は、500以上のレストランが現在のこのコロナ危機の中で助け合おうという連合のことです。3 月の後半にレストランのオーナーらが集まり、業界を救うために始動しました。#SaveFnBSG のハッシュタグを使ってお客さんにもこの活動を知ってもらおうとSNS でシェアしていて、これがなかなか良い反応を得ています。Webサイトも立ち上げて、レストランのデリバリー情報などを共有しています。

My Treat についてはどうお考えですか?
美味しい食べ物は、誰かを勇気付ける力を持っていると思うんですね。今は誰にとっても試練の時期です。My Treatの共同創設者であるAnnetteと私は、この活動を通じて、色んな人に思いやりや前向きな心を持ってもらえたらと考えています。私たちは友達や家族、同僚にチャリティ団体になど、誰かに食事を贈りませんか?とオファーしています。誰かの1 日に明かりを灯すだけでなく、飲食業界へのサポートにも繋がりますからね。活動に参加した際にはぜひ、@mytreatsgを付けてInstagramのストーリーにも載せてください!


この状況が収束した後の飲食業界にとっての役割とは、どのようなものだと予想されますか?
この最悪の状況が終われば、彼らのビジネスにとって重要な回復の時期がやってくるんじゃないでしょうか。私たちもキャンペーンを行って、このままビジネスと消費者が繋がりを持て続けるようにしたいと考えています。

出典:City Nomads

 

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