2020.05.19
ダイエットを始める前に知っておきたいことってたくさんあるんですね。今日はストレスに関するお話です。自分の体を知ることってとても大切なことだということを改めて実感しました。「自分は大丈夫」という方にも一度ぜひ読んでもらいたいです。
ウィズコロナ時代、ストレスとの付き合い方
こんにちは!ボディーク店長のMasamiです。
自粛期間も丸1カ月を超え、ストレスを感じている方もいらっしゃると思います。
え?感じてないですか?
ストレスを感じてないと思った方のうち、現状を楽しんでいる方は問題ありません。
今からお話しするのは、「ストレスを感じていない」状態で「楽しんでもいない」方 です。
放置すると自分でも気づかないうちに重症化して、ウツなどの深刻な状況に陥るハメになりますよ。
人はストレスなしに社会で生きていくことはできません。今日はそのストレスといか
に上手く付き合い、豊かな人生を送るか、という、ややダイエットの域を超えた壮大な内容になっています。ですが読めば間違いなく、しあわせ度数が上がっていることでしょう。
ストレス、それ自体は適度にかかることで覚醒作用が促され、カラダを緊張状態にすると言われています。
これにより、やる気が高まったり、集中力、判断力、長期的な記憶力が高まったり、ストレス耐性そのものも強まったりするなど、プラスに作用することは知られていますね。
デメリットはなんでしょうか。
ストレスを抑えようとする力が強く働きすぎた時、人はイライラしやすく鳴ります。ダイエットの観点からいえば、ストレスによりコルチゾールが視床下部から分泌されると、免疫力が下がり、血圧や血糖値が上がって血糖値スパイクが生じ、血管を老化させてしまいます。
できればストレスをかけすぎず、でも多少はかけた状態が理想ですよね。そして今のこの自粛中の状況というのは、まさにそのバランスを取るために条件が揃っているのです。
人はストレスがかかってもいきなり落ち込むことは稀で、大抵は「まだ大丈夫、自分は元気だ。問題ない」と感じることでしょう。これが第一のフェーズ。
次にこのストレスがかかった状態が長期化(まさに今)すると、次第にイライラする人が出てきます。これが第二フェーズ。ここでまず一回目の気づきポイントがあります。これに気づけば第一フェーズの状態へ戻ることができます。気づきポイントは、自分自身がイライラしていることを自覚すること。
そして対処方法は、寝てしまうか、あるいは楽しむこと。これらができるうちはまだ戻れます。
そして第三フェーズ。一番深刻なレベルです。この段階では、死にたい、などと思うようになり、寝られないし、楽しめなくなっています。この時に気づいても、自力で回復することは非常に難しくなってしまっています。
もし今、皆さんが「ストレスなんて感じてない」と思い、「楽しめている」なら構いません。でも、楽しむことがなんだか悪い、とか、遠慮しないといけないから我慢して楽しいことはやっていない、ということでしたら、第三フェーズに向かいかけているのかもしれません。いますぐ、寝るか、楽しめることを探すかしてください。
ストレスを感じていることを自覚した時、好きな音楽を聞いたり、美味しいものを食べたり、美しい景色をみたりすることで、愛情ホルモンのオキシトシンの分泌が増えるという研究結果があります。通常、妊娠した女性に多く分泌されるのですが、先のような気分が良くなることをすることで妊娠していなくても、男性であっても、分泌量を増やすことができるようです。
中でも「他者との触れ合い」が最も効果的なのですが、それは会う必要はなく、感謝の気持ちをもつ、思いやりの気持ちを心に思い浮かべる、それだけでもオキシトシンが分泌される実験結果もありますから、ちょっとしたことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることでオキシトシンの分泌を増やし、このウィズコロナの時代、乗り切りたいですね。
教えてくれたのは
BO’DI:K Singapore
Masamiさん
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