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2020.04.29

サーキットブレーカー中に自宅にこもり、友人に会えない、お気に入りの場所・店に行けないなど、ストレスが溜まっている方も多いことだろう。少しでも皆さんの気持ちが和らげられるよう、心理療法を行うココロアートセラピーの松山先生にお話を伺った。


 コロナウイルスで、世界の状況は大きく変わってしまいましたね。家にずっといる為ストレスも溜まり、体も重く感じるようになり、心も沈んでしまうような感覚に陥った方はたくさんいると思います。
 そこでこの状況でも、心と体が少しでも元気に過ごせるように、皆様を応援していけたらと思います。今一番大切にしてほしいことは、自分や人を思いやる気持ちです。自分以外の誰かを、そして動物や地球に対してもそうです。思いやりと感謝の気持ちを持ってください。
 もちろん自分に対しても無理はせず優しく接し、そして自分以外の誰かに対しても思いやりを持ち、優しく接してあげてください。

 ボランティア精神を持つことで、心と体を元気にするということが分かっています。ハーバード大学メディカルスクールによると、自分以外の誰かを助ける気持ちを持つことで、悲しい気持ちや、落ち込んでしまう感覚を追い払えると言っています。最近の心理学では、ボランティアをすることで長生きもでき、幸せになれるという研究結果が出ています。
自分以外の誰かを思いやり助ける気持ちが、高血圧やストレスも防げるとされています。
 小さな行動でも、大きな行動でも構いません。ご自分が納得できる範囲で、誰かを思いやり助けてあげてください。

 家の中からでもボランティア精神は持てます。普段、連絡をとっていない友人や、ご家族に連絡をすることもできます。ただ体に気をつけてと伝えるだけもいいのです。自分の好きなお店に対しても、100円でもいいですのでお買い物をし、少しでもいいのでサポートしてあげてください。

その気持ちが自分も人も幸せにすると、最近の幸せ心理学では証明されています。

皆様、お体、お心、大切になさってください。
一緒に乗りきましょう!

教えてくれたのは

Kokoro Art Therapy Development
松山さより先生