2017.02.01
2017 年の上半期注目映画特集
ハリウッド大作をはじめ、邦画を含むアジア映画の期待作が今年も多数公開を控えている。「J+PLUS」が選ぶ注目作を一挙紹介!
Marvel’s Guardians of The Galaxy 2 (4 月27 日より公開)
宇宙最凶ヒーローたちが本領発揮!
少年時代、母が亡くなったその日に宇宙の盗賊団に誘拐されたピーターは、“スターロード”と呼ばれ(知名度低いが……)盗賊として荒稼ぎしていた。“オーブ” という謎の物体を単独で盗み出したことで、賞金稼ぎコンビのアライグマのロケットと木のヒューマノイド・グルート、クリー人の父に背き惑星ザンダーの支配を阻止しようとする女戦士ガモーン、クリー人に妻と娘を殺され復讐を企む巨漢ドラックスに出会う。そして皆が欲しがる“オーブ” を売り一攫千金を狙うことに。しかし、それが銀河を破壊しうる“インフィニティ・ストーン” だと知り、それぞれに屈折した心と孤独を抱える彼らが一致団結、宇宙を守るチームを組むことに!続編ではさらに結束を固め、自らの命を犠牲にして仲間を救ったグルートがベイビーとしておとぼけな可愛さを添えな がら、新たな敵に立ち向かっていく!クリス・プラットが演じる近所の兄ちゃんみたいな力の抜けたヒーローっぷりがファン心をくすぐる。
〈Point〉
前作同様、最高にご機嫌な70 年代音楽が全編に流れる予定で、ジェイ&ジ・アメリカンズやフリートウッド・マックの楽曲使用がすでに発表済み!
Live By Night(1 月26 日より公開)
ベン・アフレック4 年ぶりの監督・主演作
『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインの犯罪ノワール小説「夜に生きる」を、『アルゴ』のベン・アフレックが映画化。舞台は禁酒法時代末期のボストン。厳格な警官の父親に反発しギャングの手下となったジョーは、賭博屋で出会ったエマと恋に落ちるが、彼女は対立するギャング組織のボスの娼婦だった。
〈Point〉
『バットマンvs スーパーマン』の酷評に傷心したアフレックも、監督・主演作となると俄然評判があがる。本作では脚本も担当。
Jackie (2 月16 日より公開)
ファーストレディ最後の4日間を描く “ジャッキー” の愛称で親しまれた、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディの、1963 年11 月22 日に夫が暗殺された直後の4 日間に焦点を絞って描く。我が子に向き合い、国民の悲しみを受けながら葬儀を執り行ない、ファーストレディとしての最後の任務に臨む。ジャッキー役にアカデミー賞女優ナタリー・ポートマン。
〈Point〉
ジャッキーは、着る物に一切の妥協を許さず、60 年代のファッションアイコンでもあった。劇中のポートマンの着こなしに大注目だ。
Beauty and The Beast (3 月16 日より公開)
エマ・ワトソンによるプリンセス真打登場!
純愛ストーリー「美女と野獣」を活写。才色兼備でファッションセンスも抜群、不動の人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンがベル役に。予告だけですでに号泣という声がネットを賑わせている。
〈Point〉
予告編でワトソンの初歌声が披露、圧倒的な歌唱力と可憐で透明感のある声と、すでにファンは色めき立っている。
Power Rangers(3 月24 日より公開)
日本発5 人組ヒーローが映画化!
東映の人気特撮「スーパー戦隊」シリーズを、変身前のキャラ達をアメリカの俳優たちが演じ、戦隊シーンは日本の映像を使用するなどの手法でローカライズしてきた『パワーレンジャー』の映画化最新作。平凡な5 人の高校生が、驚異的な力を授かり、地球の危機に立ち向かって行く。
〈Point〉
日本発でありながら意外と日本での知名度が低いが、世界160 カ国以上で展開。玩具も人気のロングセラーコンテンツ。劇場版は本作で3 本目となる。
Alien: Covenant (5 月18 日より公開)
キャッチコピーは“Run” 何に追われるのか……
『エイリアン』シリーズ最新作にして、『プロメテウス』に始まる前日譚3 部作の第2 章にあたる作品。元祖『エイリアン』および『プロメテウス』監督リドリー・スコットが再びメガホンを取る、渾身の一作。
〈Point〉
シャワー室で愛し合う男女に血しぶきが飛ぶシーンは、夢に出てきそうなほどショッキング。心の準備をして臨みたい。
Disney’s Pirates of The Caribbean:Salazar’s Revenge( 5 月23 日より公開)
これで最後?邦題の副題は「最後の海賊」
海賊ジャック・スパロウが、すべての海賊の滅亡を企む“海の死神サラザール”との熾烈な争いを繰り広げる。オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが復帰。
〈Point〉
6 年ぶりの新作で、デップの海賊っぷりがどれだけ熟したか目にするのが心待ち!
King Arthur: Legend of the Sword (5 月23 日より公開)
新解釈・アーサー王伝説!
6 世紀初頭にブリトン人を率いたとされるアーサー王の物語を描く。最高にセクシーな伝説の王を演じるのは『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。サクソン人の侵攻を招いた人物ヴォーティガンに、ジュード・ロウ。
〈Point〉
リッチー監督が得意とする最高にスタイリッシュな映像で 演出される戦闘シーンはため息もの。
Gintama (下半期公開)
キッチュなSF 時代劇コミックを見事に活写!
少年ジャンプの看板漫画『銀魂』が小栗旬、橋本環奈、菅田将暉をメインキャストに迎え実写化。江戸末期に日本を開国しにやってきたのは、実は黒船じゃなくて宇宙船だった!というトンデモない世界で、 数々の珍事が起こる!
〈Point〉
新選組一のモテ男、土方役を演じる柳楽優弥が、特訓を重ねて臨んだアクションシーンに大期待!