2021.11.25
子育てしながらもバリバリ働いていたけど、来星してからは思うように仕事ができない。と、やきもきしていませんか?子どもの手が離れたら職場復帰したい方も必見!海外で「はたらくママ」と「これからはたらくママ」を応援するコラムです。
最終回:一番皆さんに伝えたいこと
およそ3年にわたってスペースをいただいていたこちらのコラムは、今回が最終回となりました。このコラムを応援してくださり、本当にありがとうございました!
これまで個人セッションやイベントなどを通して、数百人の駐在妻の「リアルな声」を聞いてきました。日本の家族や友人、夫にも理解してもらうことが難しい、様々な「モヤモヤ」を抱えている人が少なからずいて、時には「自分には価値がない」とまで思い詰めてしまう現状を見てきました。このコラムでは、その「モヤモヤ」の正体はいったい何なのか、どうすればもっと「スッキリ」して、シンガポールでの暮らしを楽しみ、またその経験を「人生のチャンス・糧」にできるのか、ということをお伝えしてきたつもりです。
改めておさらいとして、私が一番伝えたいのは、「自分の居場所を作る」ということです。夫には会社、子どもには幼稚園や学校がありますが、駐在妻は自分で居場所を見つけなければなりません。居場所だと思える場があることで所属感と安心感、そして仲間を得ることができます。シンガポールに滞在することの目的意識が生まれ、充実感や達成感につながることもあるかもしれません。今はオンライン上に居場所を持つことも可能です。ぜひ「わたしの居場所」と思えるところを、探してみてください。
連載スタート時に、合言葉として「できない理由を考えない、どうすればできるかを考える」というフレーズをお伝えしました。「海外にいるから、子どもが小さいから、働けないから・・・」といったできない理由を挙げるのはとても簡単です。でも、それってどれくらい「本当」のことでしょう? Why を How に変換し、「どうすれば?」ということを考えたときに、必ず道は開けます!これからもシンガポール駐在妻の皆さんを心から応援しています。またどこかでお会いしましょう!
飯沼先生、コラム連載ありがとうございました。先生のコラムによって、シンガポール在住の多くの駐在妻のモヤモヤした気持ちが解消されたことと思います。
ありがとうございました。今後一層のご活躍をお祈りしております。
J+PLUS スタッフ一同
飯沼 ミチエ さん
グローバルライフデザイン代表、2010~2013年にシンガポール滞在。約50人のボランティアメンバーとともに、世界中の駐在妻をつなぐ、海外生活情報・交流サイト「駐妻café」https://cz-cafe.com/ を運営している。9月7日に月額会員制のオンラインコミュニティ SUNNY PARK をスタートしました!
協力:はたらくママ@シンガポール
シンガポール在住の日本人で働いているママ、いずれ働こうと考えてるママが、「学ぶ」ことができ、そして同じ思いを持つママ同士を「つなげる」場を提供しているコミュニティ。http://asia.hatamama-world.com/