子育てしながらもバリバリ働いていたけれど、来星してからは思うように仕事ができない。と、やきもきしていませんか？子どもの手が離れたら職場復帰したい方も必見！海外で「はたらくママ」と「これからはたらくママ」を応援するコラム！

ピンチはチャンス！

　コロナウイルスの影響が猛スピードで拡大し、一週間先のことすらわからない世の中になってしまいました。歴史に残る世界の危機を海外で迎えるなんて、在星中の皆さん誰一人予想しなかったことと思います。
　そんな中でご紹介したいのは、知人に教わった「福産物」という言葉です。このような危機的、かつストレスフルな状況であっても、よく探してみれば、この危機によってもたらされた「福」そして「良いこと」も起こっていませんか？
　3月に10回以上オンラインイベントを開催し、13カ国延べ50人以上の駐在妻の皆さんとお話ししました。すでにオンライン授業が始まっている方からは「子どもの学びの様子が見られる。学校での様子、どんな内容をやっているのか、先生のことなど、授業参観だけではわからなかったことがよくわかっていい！」「自分も楽しいし、子どもの成長段階がわかる」といったご意見がありました。
　また、「世界中が同じ問題に対処しているので政治家（日本の地方自治体の首長含む）のリーダーシップの違いがわかる、国際情勢に興味を持てるようになった」「最新情報を知るためにローカルニュースを見るようになった、これを機に語学力を上げたい」という声も。
　正直なところ、子どもたちが毎日家にいる状況で、私自身も思うようにいかないことが多々あります。「自分の時間がなくなる」と感じてしまうこともあるでしょうし、それをストレスに感じても当たり前です。そんな自分の心の声にも耳を傾けつつ、どうすればこのピンチをチャンスに変え、家族で一緒にいる時間を創造的に楽しむことができるのか、ぜひ一緒に考えていきましょう！（ちなみに我が家は部屋の片づけが進み、家族で「ハイキュー！」と「あつまれ どうぶつの森」にハマりました・笑）

飯沼 ミチエ さん
グローバルライフデザイン代表、2010～2013年にシンガポール滞在。世界各地に住むの約50人のボランティアメンバーと運営する情報・交流サイト「駐妻café」https://cz-cafe.com/ でそれぞれ頑張っている駐在妻のために役立つ情報を更新をはじめ、オンライン交流会を随時開催中です。

協力：はたらくママ@シンガポール
シンガポール在住の日本人で働いているママ、いずれ働こうと考えてるママが、「学ぶ」ことができ、そして同じ思いを持つママ同士を「つなげる」場を提供しているコミュニティ。http://asia.hatamama-world.com/