2020.02.03
子育てしながらもバリバリ働いていたけれど、来星してからは思うように仕事ができない。と、やきもきしていませんか?子どもの手が離れたら職場復帰したい方も必見!海外で「はたらくママ」と「これからはたらくママ」を応援するコラム!
何でもない一日も、貴重な一日
「ああ、今日も何もしないまま一日が終わってしまった・・・。」そんな風に思うことはありませんか?
私はありました。何度もそんな日があったことを覚えています。「このままでいいのかな?」「何かやりたい」となんとなく思いながらも、キラキラしている(ように当時は見えた)駐在妻ブログを見ては、0歳児とただぼんやり過ごしている(ように当時は思えた)自分を比較してしまう・・・。「子どもはどんどん成長するのに、自分は何の進歩も変化もない」なんて思っていました。今思えば、そんな風に思っていた時間が、とても無駄でした(苦笑)。
帰国してみて思うのは、「海外で生活していた」というのはとても貴重な経験だった、ということ。旅行ではなく生活しているからこそ、日本の「良さ」や「おかしなところ」に気づけたり、「なぜダイバーシティが大事なのか」「文化の違いをどう乗り越えるか」といった、今後ますます日本で課題となることについて「実体験」を積んでいるはずです(自分では気づかないうちに!)。また、帰国された方々から「海外生活でよかったこと」としてよく聞くのは、「日本では出会えなかったようないろいろな人との出会いが、自分の成長につながった」という話です。
こうした、「海外在住だからこそ得られていること、自分ができるようになったこと」を、ぜひ一度しっかりと「言語化」してみてください。何でもない一日も、貴重な一日だということが実感できると、もっともっと今の自分にマルを付けられるようになり、「やりたいことをやってみる」ことにも必ずつながっていきますよ!
飯沼 ミチエ さん
グローバルライフデザイン代表、2010~2013年にシンガポール滞在。世界各地に住むの約40人のボランティアメンバーと運営する情報・交流サイト「駐妻café」https://cz-cafe.com/ でそれぞれ頑張っている駐在妻のために役立つ情報を更新をはじめ、オンライン交流会を随時開催中です。
協力:はたらくママ@シンガポール
シンガポール在住の日本人で働いているママ、いずれ働こうと考えてるママが、「学ぶ」ことができ、そして同じ思いを持つママ同士を「つなげる」場を提供しているコミュニティ。http://asia.hatamama-world.com/