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2022.10.26

赤ちゃんから大人まで、男性も女性も、性別年齢問わず「美」と「健康」は、充実したシンガポール生活を送る上で欠かせない 2 大テーマビューティートレンドから、知っておきたいクリニックまで編集部厳選の最新情報をピックアップ!

美肌と睡眠の関係とは?

厚生労働省の調査によると日本人の 5 人に 1 人が、大なり小なり「睡眠不足」を感じているんだとか。四季のある日本から、高温多湿で常夏のシンガポールに来たばかりの人は、夜が寝苦しく、睡眠不足気味になってしまうケースも少なくない。しかし、睡眠不足は美肌の大敵とよく言われるように、キレイな若々しいお肌を保つためには、どこで生活していても、充分な睡眠が不可欠。肌の新陳代謝を促したり、肌のダメージを回復させる効果のある成長ホルモンを多く分泌させるには、上質な睡眠が必要だ。そこで、今回は、シンガポールで睡眠環境を整え、睡眠のクオリティを向上るためのヒントをご紹介しよう。

・起床したら朝日を浴びる
→起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びることで、1 日の生体リズムがリセットされ、体内時計が整いやすくなり、夜に自然と眠気が生じて眠りにつきやすくなる。その他、自然な眠りを促すホルモンであるメラトニンの分泌を促すセロトニンにも、太陽の光が深く関係している。シンガポールでは、まだ暗いうちに起きるという人も多いはず。その場合は蛍光灯でも良いので、起床後すぐに部屋を明るくすることを忘れずに。

・快適な睡眠環境を作る
→寝室の温度や湿度を調整し、身体にあった寝具を選ぶことも重要。アロマで眠りの質をアップすることも可能。有名なのはラベンダーだが、オレンジスイート、ベルガモット、サンダルウッドの精油も緊張を和らげて、リラックス&リフレッシュ効果がある。もちろん、効果があれば、自身の好みのアロマオイルを自由に選んで OK。蘭の香り等シンガポールならではのオイルでリラックスするのもあり。

・就寝時の服装は肌に負担をかけないものを
→高温多湿のシンガポールでは、特に、吸水性や通気性に優れた素材を使った寝間着を選ぶことが大切。睡眠中快適に過ごせる、締め付けの少ないリラックスできるデザインのものがお勧め。

・夕食は腹八分目で
→入眠 3 時間以内に食事を取ると、レプチンというホルモンがエネルギー消費を増進させるために眠りが浅くなり、熟睡できなくなる恐れがある。仕事の関係で、夕食時間がどうしても遅くなってしまう人は、できるだけ消化の良い食事を。ホーカーでも脂っこいものは避け、ポリッジやスープなどを選ぶこと。

・就寝前のアルコール・喫煙・カフェインは控える
→タバコに含まれるニコチンや飲酒は覚醒作用があるため、睡眠の質が落ちてしまう。また、寝る 3 時間以内のカフェイン摂取は、睡眠を浅くし、入眠を妨げることがある。濃厚で甘いコピにももちろんカフェインが含まれているので夕食後に飲む際は注意が必要。

・ブルーライトに注意
→眠りにつく 1 ~ 2 時間前になったら、できるだけスマホ、PC などを操作しないこと。画面から発されるブルーライトにより、眠りにつきにくくなってしまう恐れがある。寝る前に強い光をあびると、メラトニンの分泌が妨げられて覚醒状態となり、眠気が生じにくくなる。

❤ トラブルのない美しい肌を作るには、上質な睡眠習慣が大切。思い立ったが吉日!今日から、一つでもできることからトライしたい。