2017.05.05
シンガポールの街を歩いていて「うちの近所みたい」「よく買い物に行ったあの場所に似ている」と感じたことはありませんか? 編集部が選んだシンガポールと東京の街並みを比較してみました。外観はもちろん、雰囲気が通じるといったスポットまで一挙紹介します!
白い建物と洗練されたショップが並ぶチョンバルはまさに代官山
欧米とアジアの香りが調和するエリア
MRT Tiong Bahru 駅前は、ショッピングビルを中心ににぎやかな印象。ところが少し離れたチョンバルマーケット辺りへ足を伸ばせば、雰囲気はぐっと落ち着いたものに変わる。チョンバルロードは、昼はファミリーに、夜は大人のくつろぎの場として人気のレストランChapter 55 が店を構え、その周辺にはホーカーが並ぶ。
Secrets Fine Food は、フランスを中心としたヨーロッパからの輸入食材を扱うお店。こだわりのチーズやジャムがバラエティ豊かにそろう、ふらっと立ち寄るだけでも楽しめるスポットだ。
エンフーンストリートに佇む、欧米人のリピーターも多く朝から晩まで連日にぎわうチョンバルベーカリーは、いつ訪れても安らぎを提供してくれる。クロワッサンとクイニーアマンは、根強いファンも多いベストセラーだ。
ヨンシアストリートへ行くと、デザイン雑貨やステーショナリーも扱う本屋のBooks Actually、コーヒー好きに有名なfourty hands、見た目も可愛らしいカップケーキや焼き菓子が評判の高いPlane Vanilla Bakery、インポート服を扱うセレクトショップ等が集まる景色と出会え、その先には白亜のビルが並ぶ通りが続く。 チョンバルの洗練されたこの雰囲気は、代官山そのものだ。
年代物の建物が並ぶ中に、ぽつぽつとおしゃれな店が点在する
探索しないと見つけられない、裏道にある観葉植物を扱うショップ
外装も魅力的なカフェバーが豊富なのも、代官山に似ている
銀座の中央通りに匹敵する一大ショッピングエリア
髙島屋や伊勢丹といった日本発のデパートをはじめ、シャネルやグッチ、フェラガモなど、海外ブランドがゴージャスな装いで軒を連ねる オーチャードロード。国内でも一等地として一目置かれた商業エリアで、ショッピングを楽しむ海外からの観光客でいつも溢れている。
高級ブランドの名前だけでなく、ファストファッションや子ども服ブランドのお店、日本の家電ブランドの看板も目立ち、活気に満ちている場所だ。
ひとたび路地に入ると、個性的な服飾雑貨店や、レストランやバーがひしめき合う街並みとも出会え、1日かけて散歩をするのも楽しい。華やかでエネルギーに満ちたムードと、大通りを主役に様々な店が集まる街の作りは、銀座の中央通りと共通する点が多い。
ファミリー層に愛される、シンガポールの自由が丘
ホーランドビレッジは、リラックスできるカフェが多い街。MU Parlour、d’Good Cafe、The Monocle Cafe といった個性的なカフェは、いつも常連客でにぎわう。良質な食材を用いたメニューを提供するレストラン、アットホームなバーなどもあり、こだわりを持つ大人にも愛される地域でもある。その一方でファミリー世帯も多く暮らしており、週末はベビーカーを押す人の姿もよく見られる。ベジタリアンやビーガンメニューを扱う飲食店も並び、ヘルシー志向派のファンも多い街だ。