世界一の美女を創ってきたイネス・リグロンが 40 代で目覚め、日々実践するルールを公開

ファッションポリスから下着選びのアドバイスよ！

ドレスやパンツからすけて「見える」ショーツほど醜いものはないわね！ショーツはヒップ全てをおおうような大きいものをはいてはダメよ。なぜならぴったりとした服を着るときに、服の上にラインが出てしまうから。そしてショーツのウェストが深いと、浅いジーンズをはいてしゃがんだときにその一部が出てしまう。ヒップ全体が薄くて、フラットに見えてしまうわ。 ショーツはＴバックやＧストリングがマストよ。極力、服の上から見えないものを、後姿を最大限美しく見せてくれるものを選んでちょうだい。

ショーツに限らず、下着は着け心地がいいものを選ぶ女性が多いわね。でも着け心地がいい下着ってセクシーじゃないものばかりなの。これだと全く魅力的じゃないわ！ バストならバスト、ヒップならヒップの形が綺麗に見えるものを着けなくちゃ。

プラダのバッグを買う前に、歯の治療を！

15 年前に来日したとき、日本の女性は手で口を隠して笑っていたわ。最近はそういう女性をみることは少なくなったけど、笑い方を知らない女性は未だに多い。それは歯を治す習慣がないので、歯にコンプレックスをもっているからなの。そのせいで人前で笑えない。 インテリア家具やブランドのバッグを買う前に、まずは歯を治すべきよ。だって人が見るものだから。そうすれば笑顔に自信がついて、もっと綺麗に笑えるはず。 私の場合は、メンテナンスとして2 年に一回、病院でホワイトニングをしているわ。あとは家でもホームホワイトニングといって、ジェルを塗ったマウスピースをはめています。

若い日本人、たまに中年の人でもあごが小さいわりに歯が大きくて、私はよく「かわいい恐竜」と呼んでいるの。噛み合わせが悪いと歯ぎしりや偏頭痛の原因になるのよ。年齢を重ねると歯茎が痩せてくるから、さらに歯並びが悪くなってしまう。そんな風になってしまう前に、しっかり歯の治療をしましょう。

Inés Ligron
イネス・リグロン

フランス、パリ出身。21 歳で自身のビューティーセンター＆スパを開業。その後31 歳の時に香港へ移り、IMG Modelsのディレクターとして、世界のスーパーモデルをアジア各国に紹介する。1998 年、ミスユニバース・ジャパンのナショナルディレクターに就任。知花くららを世界2 位、森理世を優勝へと導き、自身もベストディレクター賞に輝く。2011 年よりシンガポールに拠点を移し、アジア全域で活動中。サマンサタバサ、TBC、エヴィアンなどのCM 出演や商品監修をつとめたこともある。

イネス・リグロン公式サイト

オフィシャルブログ

［出典］
フォーエバー・ヤング
イネス式アンチエイジングの秘密　（イネス・リグロン著／幻冬舎）