2016.10.15
世界一の美女を創ってきたイネス・リグロンが40 代で目覚め、日々実践するルールを公開
黒い服にはご用心!
二十代のときに着ていた服と、五十代になって着ているものは変わっていない。私は若いときに着ていた服を最近再び取り出して着ることがあるわ。じゃあ何が一番変わったかといえば、それは色ね!二十代の頃は黒い服を身につけることが多かったけど、四十、五十を過ぎたら、暗い色やくすんだ色は避けるようにしています。
年をとると派手な色に遠慮して、暗い色ばかり選ぶ女性もいるけど、黒は若さに映える。五十代が着るとつまらなく見えてしまうの。もし黒なら、デザイン性があるものをオススメするわ。代わりに夏なら白、冬はベージュやブラウン、オレンジを試すとよいわ。華やかで若々しく映えるので、派手と思わないで、どんどんトライしてね。
素敵なヘアスタイルこそ最高のアクセサリー
年をとってからの最高のアクセサリーって実はヘアスタイルだと思っているの。自分にぴったりのスタイルが見つかれば、若々しく綺麗に見える。これってアンチエイジングにおいて大切なことよね。
じゃあ自分にぴったり合うヘアスタイルを探すにはどうするか。自分でヘアスタイル候補を調べて、美容師にオーダーすることね。コツは一つじゃなくて、複数候補を見つけて、常に自分を綺麗に見せられるスタイルを、その中から見つけるの。一つだけ決めておいても、髪質や、その日の体調、ファッション、それにムードによって断られちゃったりするから。
あとは髪を染めるのはいいけど、おしゃれでないとね。極端に明るいオレンジや紫は、正直お年寄りのイメージを強く出してしまうわ。髪を切るにしろ、染めるにしろ、年齢にふさわしいスタイルかどうかをしっかり見極めましょう。
Inés Ligron
イネス・リグロン
フランス、パリ出身。21 歳で自身のビューティーセンター&スパを開業。その後31 歳の時に香港へ移り、IMG Modelsのディレクターとして、世界のスーパーモデルをアジア各国に紹介する。1998 年、ミスユニバース・ジャパンのナショナルディレクターに就任。知花くららを世界2 位、森理世を優勝へと導き、自身もベストディレクター賞に輝く。2011 年よりシンガポールに拠点を移し、アジア全域で活動中。サマンサタバサ、TBC、エヴィアンなどのCM 出演や商品監修をつとめたこともある。
[出典]
フォーエバー・ヤング
イネス式アンチエイジングの秘密 (イネス・リグロン著/幻冬舎)