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2025.02.26

シンガポール国立大学/日本語履修生

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)LAJ2203日本語4の日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。今回は、国を形作った電車に関するニュースに注目!私たちにも身近な移動手段であるMRTについてのコメントです。

国を形作った電車

 いい電車のシステムがあることは発展した都市には当たり前のことですが、シンガポールの「Mass Rapid Transit (MRT)」という地下鉄は特別だと思います。

 まず、MRTはアクセスしやすくて、どこへでも行けるし、事故を起こさないで安全に目的地に到着できます。それより、電車の車両は明るくてカラフルだし、駅に到着するとシンガポールの伝統的な歌のチャイムも鳴ります。駅もレイアウトが違っているだけではなくて、場所の文化を考えながらデザインされています。

 例えば、「チャイナタウン(Chinatown)」駅には中国からの移民の旅を表現するために中国書道が展示されていたり、「タンカーキー(Tan Kah Kee)」駅には近所の学校の学生が作った芸術作品があったりします。それぞれの駅には独自の雰囲気があって、どの駅にいるのか分かりやすいです。MRTはただの交通の手段だけではなくて、シンガポールの文化とアイデンティティの象徴で、国の成功の証明でもあります。

<今回のニュース>
「What the MRT really means to S’poreans」
IPS Commonsより


シム・レイエン、ライアン(SIM Ray En Ryan)さん
皆さん、初めまして!情報セキュリティが専門の2年生のライアン・シムです。性格が猿に似ていると言われたので、この写真を選びました。趣味はRPGやリズムゲームをすることです。将来たくさん言語が話せるようになりたくて、日本語の勉強を続けています。