• J+PLUSブログ
  • 観光・レジャー

2017.03.02

編集部ブログ初参加のサイスイです。来星してまだ4ヶ月目のど素人で、皆様にお届けできるシンガポールライフもまだまだ開拓中。ということで、我らがふるさと、日本の間違いなく癒されるオススメスポットを紹介します!

それは、うさぎまみれになれる夢の場所、瀬戸内海に浮かぶ「大久野島」。

img_0075

野生のうさぎが約700 羽生息し、別名「うさぎ島」と言われる小さな小さな島。もともと、戦時中に化学兵器の開発および製造場だったという暗い歴史ゆえ、その存在は抹消されつつあったほど。現在のうさぎたちは、1970年代頃に島外から持ち込まれどんどん繁殖したもので、天敵になる犬などもいなかったため、ここまで増えたそう。2010年以降、メディアや旅行会社の企画により「うさぎ島」として広まり、今では外国人観光客も多数訪れる観光地になっています。

アクセスは少々不便で、広島の竹原または三原駅から電車とフェリーを乗り継ぐこと40分程度。島は小さいので日帰りで十分ですが、宿泊施設もあります。また、この施設は島内で唯一のレストランや売店もあります。

 

フェリーで島に到着したら、もうそこはうさぎパラダイス。奈良の鹿のように、餌を持っていることは見抜かれているものの、基本的には大人しく控えめに寄ってきます。私はキャベツ(パンやお菓子でなく野菜推奨)を持参しましたが、一玉もあれば出し惜しみつつ、そこそこ満喫できます。

img_0128

フェリー乗り場から休暇村までは徒歩15分程度。無料シャトルもありますが、うさぎとたわむれつつ、のんびりお散歩することをオススメします。
道中でもうさぎに出会い続けるので、終始メロメロ。全然進みません。軽く1時間くらいはかかったような気がします。たまに子うさぎに遭遇したり、癒されるようで心揺さぶられっぱなし。

img_0072

休暇村近辺の芝生広場ではうさぎが大集合していて、そっと近寄ってくることも。ごめんね、餌はもうないのだよ…。

私はテンションが上がり、フェリーを降りて早々にキャベツをばらまいてしまったのですが、島の端っこにある休暇村まで温存しておく方が楽しめるかもしれません。また、休暇村でも餌は購入可能です(2015年9月当時。現在、島内では餌は販売していません。野菜かラビットフーズを各自ご用意ください)。

もちろん追いかけ回したり、むやみに抱っこしたりは、うさぎにストレスフルなのでNGです。ただ近くで見ているだけでも十分幸せになれるので、一時帰国の際に、ぜひ訪れてみてください。
また、拠点にもなる竹原は「安芸の小京都」と言われる情緒あふれる街並み。こじんまりしていますが、のんびり穏やかな時間を過ごせますよ。

休暇村大久野島ウェブサイト:http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/
竹原市観光協会:http://www.takeharakankou.jp/


編集部ブログバックナンバー