2019.10.15
1971 年に建設されたホーカーは東西線MRTベドック駅のB出口から徒歩2分のところにある。2014年に改装工事が行われた際、もともと900あった席を1000席に増やし、ホーカー内の造りは以前よりも天井が高く、面積も広くなり快適になった。現在70もの店が並ぶホーカー内ではキャッシュレスでお支払いできるお店も多く、なんと無料Wi-Fiを提供している。今回は朝食に食べたい2 品を紹介する。
New Upper Changi Road沿いの大きな看板が目印
ベドックモールのすぐ隣にある
朝から多くの人で賑わっている
Bedok Interchange Hawker Centre ベドックインターチェンジ ホーカーセンター
208 New Upper Changi Road, (S)460209
営:9:00~22:00(各店舗による)
休:各店舗による
シンガポール朝食の定番!有名チークエ店の本店
紙に包まれた状態で提供される
メニューはチークエ一品のみ。2個でS$1という価格は驚きだ
朝から多くの人が買い求めに列を作る
クレメンティ、チャイナタウン、アンモキオなど、島内全域に支店のある人気店。
米粉を水で溶いたものを蒸したチークエは、絹のようになめらかで、ほんのりお米の優しい香りがする。大根を醤油、植物油、にんにくなどとじっくり煮込んだ菜脯(チャイポー)がトッピングされ、甘じょっぱさが加わる。マイルドな味のチークエは重たくはなく、菜脯の塩加減も絶妙で朝食にぴったりの一品。干しえびの風味が効いた、サンバルチリを付けて食べるのがおすすめだ。
Bedok Chwee Kueh ベドック チークエ
208 New Upper Changi Road, #01-19 Bedok Interchange Hawker Centre, (S)460209
朝食に食べたくなる優しい味
お粥には欠かせない、長い油条がそのまま1本ついてくる
さっぱりとした白身魚は臭みもクセもなく食べやすい
「The Straits Times」やローカル雑誌でも取り上げられた店舗
ホーカーは油っこいからあまり好きではないという人にもオススメしたい。「Sliced Fish Congee」(S$3.50)は朝食としても最適、お腹に優しい一品だ。どんぶりいっぱいに入ったポリッジは、ふっくらとした白身魚とちょうどいい塩加減で、とろりと喉を通っていく。パリッと揚げられた油条(ヨウティヤオ)は、丸々1本ついてくるのが嬉しい。手でちぎってお粥の中に入れるもよし、そのまま味わうもよし、しつこくなく食べやすい。カリカリのエシャロットの風味と食感も加われば、飽きがこない。
Xin Mei Congee シンメイコンギー
208 New Upper Changi Road, #01-22 Bedok Interchange Hawker Centre, (S)460209