2025.02.26
J+PLUSでは、日本の大学生のインターンシップを適宜、受け入れている。今回は、今年1月末にインターンを終了した青山志優さんに、様々なお話を伺った。
青山 志優 (あおやま しゆ)さん
約4カ月間、2月まで営業の分野で経験を積む。今回のインターンを通じて、営業スキルの向上や、シンガポールならではのビジネス習慣や文化を学んだ。
★インターンシップ仕事編★
Q:インターンシップで経験された主な業務内容を教えてください。
営業を担当しました。J+PLUSに広告や記事掲載を考えている企業等へアプローチし、新たなサービスを知ってもらうことや、実際に掲載してもらうための営業活動を行いました。
Q:一番大変だったことは?
メールや電話でのアプローチをして反応が悪かった際、やりがいを感じにくいときがあったことです。これまで消費者側の立場だったので気が付きませんでしたが、営業は数多くのアプローチを行う必要があり、その中で成果を出すのは簡単ではないと実感しました。
Q:一番楽しかったことは?
実際に客先を訪問し、J+PLUSや提供するサービスについて説明することが楽しかったです。J+PLUSの魅力が伝わるか否かは自分の説明次第であるため、責任もありましたが、相手が興味を持ってくれたときには大きな達成感がありました。お客様のニーズを把握し、それに合った提案ができたときは特に嬉しかったです。
Q:インターンシップを終えて感じたことは?
営業という仕事に対して不安がありましたが、実際に契約を取ることができ、その成功体験を通じて自信がつきました。営業活動を通じて、コミュニケーション力や交渉力が向上したと感じています。また、営業の仕事は単に商品やサービスを売るだけではなく、顧客のニーズを正確に把握し、それに合った提案をすることが重要であると学びました。
Q:今後に生かせそうなことはありましたか?
実際に契約を取ることができた経験から、自信を持って行動することの大切さを学びました。また、顧客のニーズを把握する力や、柔軟な提案を行うスキルは、今後どの業界でも役立つと思います。特に、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力は、営業だけでなく、様々な職種においても重要なスキルとなるので、今後も磨いていきたいです。
Q:インターン前後を比べ、ご自身に変化はありますか?
もともと内向的な性格で営業経験もなく自信がありませんでしたが、実際にお客様と直接コミュニケーションを取るうちに、不安が徐々になくなっていきました。最初は緊張していましたが、何度も経験するうちに「案ずるより産むが易し」という言葉の通り、不安に思っていたことも行動すればなんとかなると考えられるようになりました。
★プライベート編★
Q:大学卒業後、目指すところは?
現在は中国への留学を準備中です。1学期間だけですが、本場の中国語に囲まれながら学ぶことで、実践的な語学力を身につけたいと考えています。将来的にはAIの開発や活用に関する仕事に携わりたいと思っています。もともとIT関連の開発業務に興味があり、その分野でスキルを伸ばしたいと考えています。
Q:これからインターンを考えている人へアドバイスをお願いします。
不安なことも、実際にやってみると意外となんとかなります。最も大きなハードルは最初の一歩を踏み出すことですが、その一歩を超えてしまえば、あとは経験を積むことで乗り越えられることが多いです。やってみて、失敗して、改善して再挑戦する…この繰り返しが成長につながります。どんな経験でも学びがあるので、怖がらずに挑戦してみてください。
シンガポール国立博物館のアヘン窟展示
Q:シンガポールでやりたかったことは全てできましたか?
来星前に希望していたUSS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)の訪問やバンジージャンプ挑戦は叶いませんでしたが、シンガポールの文化には沢山触れることができました。特に印象的だったのは、シンガポール国立博物館での展示です。アヘン窟の再現展示では、怪しい雰囲気がリアルに伝わり、当時の社会背景を感じることができました。また、日本軍占領時代の展示では、日本がシンガポールを占領した際に制作された映像があり、日本の教育ではあまり学ばない視点から歴史を知ることができました。このような歴史的な事実も平等に教育されるべきではないかと考えさせられました。
Q:シンガポールの食事は口に合いましたか?
ローカルの食文化を満喫しました!特に、酿豆腐猪肠粉(ヨントーフーチーチョンファン)と粽(ちまき)をセットで販売しているストールがお気に入りで、何度も通いました。粽の種類が豊富で、毎回違う味を楽しむことができました。
酿豆腐猪肠粉と粽のセットと有名な松發肉骨茶を食べられました!
Q:シンガポール生活で感じたこと、新たに気付いたことを是非!
シンガポールは非常に便利で快適な都市ですが、物価の高さを実感しました。特に家賃は日本よりも高く、生活コストを考えながら過ごす必要がありました。一方で、ホーカーセンターでは安くて美味しいローカルフードを楽しむことができ、多民族国家ならではの多様な料理を味わうことができました。公共交通機関が発達しているので、移動は非常に便利でした。シンガポールは多民族国家でありながら、国家として一体感があり、政府が国民をしっかり守っていると感じました。
Q:最後に読者の皆様にメッセージをお願いします!
約4カ月という短い期間でしたが、J+PLUSの営業に携わることができ、大変貴重な経験をさせていただきました。営業の難しさや面白さを学び、自分自身の成長を実感することができました。この経験を今後のキャリアにも活かしていきたいと思います。ありがとうございました。挑戦することに迷っている方は、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。意外となんとかなるものです!
インターンシップを体験された青山志優さんの今後のご活躍をJ+PLUSスタッフ一同、全力応援!!ぜひ、今回の経験を輝かしい未来のための礎としてほしい。