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2024.11.26

J+PLUSでは、日本の大学生のインターンシップの受け入れを適宜行っている。今回は、来星したばかりの青山志優さんにシンガポールの印象やこれから挑戦したいことなどを伺った。

青山 志優 (あおやま しゆ)さん
約3カ月間、2月まで営業の分野で経験を積ませていただく予定です。このインターンを通じて、営業スキルの向上や、シンガポールならではのビジネス習慣や文化を学び、新しい環境で自分の可能性を広げたいと考えています。

Q:在学中の大学での専攻は?
 大学では美学芸術学を専攻しており、中高での美術鑑賞の経験から芸術を学問的に探求することに魅力を感じ、この分野を選びました。西洋美術では印象派が好きで、特に17世紀オランダの画家フェルメールの作品の色彩と光と音の表現に強く惹かれています。現在は、1970年代の日本の少女漫画に注目しており、少女マンガ革新期においての新たな表現手法や心理描写について研究しています。

Q:シンガポールでのインターンに応募したきっかけは?
 英語だけでなく、中国語も日常的に使われている環境に身を置きたいと考えたからです。また、シンガポールのワークホリデービザは年齢制限が若く、インターン生として経験を積むチャンスが限られているため、早いうちに訪れることを決断しました。

Q:実際にシンガポールで生活してみていかがですか?
 非常にシステマティックな社会であると感じました。多くの申請や手続きがオンラインで完結でき、Singpassを使用することで個人情報の入力を何度も行わなくて済む便利さが印象的です。また、多民 族 国家であることを日常生活で実感しますが、特に中華系の方が多いため、街中で自然と中国語で話しかけられることが多い点が興味深いです。シンガポールの文化や社会の多様性を肌で感じながら生活することで、多様な価値観を吸収しています。

Q:インターン生としてチャレンジしたいことは?
 インターン生として、私はお客様のニーズに合った提案方法を学びたいと考えています。ただ単に商品やサービスを紹介するだけではなく、顧客一人ひとりの課題や期待に応える提案を行うためのスキルを身につけることを目指します。営業活動を通じてお客様との信頼関係を築き、その信頼関係がさらにビジネスの発展につながることを経験したいと考えています。


ディパバリの日のリトルインディア・アーケードです。所狭しと売り物が並べられていました

Q:帰国までにシンガポールでやりたいことはありますか? 〜プライベート編〜
 ユニバーサル・スタジオ・シンガポールを訪れて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの比較をしてみたいと考えています。バンジージャンプに挑戦し、自分の限界に挑んでみたいとも思っています。さらに、コミュニティセンターで開催される地元のイベントに積極的に参加し、現地の人々と交流を深め、シンガポールの文化をより身近に感じたいです。


チャイナタウンで売られていた蛤蚧(ごうかい)というオオヤモリで漢方薬の材料になるそうです。一対でS$16でした

日本を離れ、海外で経験を積もうと一人来星した彼女をこれからも応援していきたい。次回は、インターンシップ終了後にお話を伺おうと思う。