2020.08.31
海外でありながら、医療レベルは高く衛生面も問題のないシンガポールでは、安心して医療機関を利用できます。COVID-19 の影響もあり、多くの人たちが不安を感じていることと思いますが、正しい情報を少しでも多く知ることで不安は軽減されます。島内に数ある日系クリニックの中から、今回は最先端の医療設備が整うグレニーグルス総合病院内にある「日本メディカルケア」を紹介します。
日本人医師による日本語での受診はもちろんのこと、健康診断や予防接種も可能。シンガポールでの出産を考えている方は、産科、産婦人科、小児科があり、全面的なサポートが受けられます。在星者のみならず、近隣諸国の邦人にも信頼の高い日系クリニックと総合病院です。
病院内には約350名の専門医が在籍しており、耳鼻科や皮膚科、整形外科、CTやMRIなどの放射線科の検査、血液検査、内視鏡検査、理学療法など、様々な分野に対応できるスペシャリストとの連携システムが充実しています。専門医への紹介は、必要に応じて同クリニックの看護師または医師が付き添い、言語のサポートも受けられるのでとても心強いです。
佐藤 健一 医師
シンガポールでの医師経験も豊富で、家庭医療として幅広い知識をもつ佐藤医師は、生後1カ月の赤ちゃんから家族みんなが頼れる診療を行っています。来星したばかりの方に知っておいてもらいたいのが予防接種。日本で生まれたお子さんの追加接種は、受けるタイミングとワクチンの種類も異なるので、調整が必要です。海外で快適な子育てができるように、予防接種のスケジュール管理の相談にも乗ってくれます。また、日本と異なり年に2回の流行時期がある季節性インフルエンザに対する予防接種も受けることをお勧めします。
一時帰国出産を考えている方へ
出産後には子どものディペンデントパス(DP)の申請手続きが必要です。シンガポールでは12歳以下の子どものDP申請には必ず予防接種歴の提示が求められるので、日本で出産される方は注意が必要です。シンガポール規定の間隔で接種しないとうち直しになるこのもあります。
鍋島 寛志 院長
穏やかな口調と時間をかけた問診、そして丁寧な説明が定評の産婦人科医の鍋島院長。妊婦検診から出産、不妊治療の相談も含め、女性特有の疾患にも対応。手術を必要とする場合は、グレニーグルス内の施設で、シンガポール人の医師らと共に手術に入り、その後の経過観察や入院中の回診も鍋島院長がサポートしてくれます。
マンモグラフィー読影も行う鍋島院長は、乳腺などの症状にも対応。日本からの治療の継続やセカンドオピニオンの相談もできる頼もしい存在です。仕事や家事・子育てに追われて、つい自身の健康管理を後回しにされている女性も多いはず。予防の大切さを実感する今だからこそ、健康診断の受診を検討してみましょう。
クリニックから読者の皆さんへ
COVID-19 の院内感染を恐れ来院を控えている方も多いことと思います。当院では、入り口や各部門でのスクリーニングを徹底し、こまめな消毒などしっかりと感染予防に対応していますので、安心してご来院ください。不安のある方には、電話での受診や薬の相談にも応じています。今こそ、病気予防と健康管理に臨んでいただければと思います。
診療科目
産婦人科*、小児科、内科、外科、皮膚科、耳鼻科、その他一般診療、
乳幼児健診、健康診断*、ドック検診*、理学療法*、予防接種(一部要予約)
※ *は要予約
グレニーグルス総合病院の個室。同クリニックで受診した後、精密検査や、手術・入院まで一貫した医療サービスを病院内で受けることが可能。クリニックと病院との連携で、的確な検査・治療および各種手続きが行われています
日本メディカルケア
住所:6A Napier Road, #03-31 Annexe Block Gleneagles Hospital, (S)258500
TEL:6474-7707(総合)/6479-3722(健診室)
開業時間:月~金 9:00~12:00/14:00~17:30、土 9:00~12:00
休診日:日・祝
www.nipponmedicalcare.com.sg
E-mail:nmc@nipponmedicalcare.com.sg