2017.05.08
日本に住む日本人女性と、シンガポールに住むローカル女性の美容に対する意識調査を実施。メイクを毎日する人が多いのはどっち?ネイルサロンに行く頻度が高いのは?意外な差が明らかに!
調査対象:シンガポール在住の20〜50歳ローカル女性200名(チャイニーズ 77.7%、マレー 13%、インド 8%、その他国籍 5%)と日本在住の20〜49歳日本人女性200名
スキンケアは日本もシンガポールも熱心
化粧水や乳液、美容液などのスキンケア製品を扱うブランドが豊富な日本。デパートに並ぶ高価なものからドラッグストアのお手ごろ価格のものまで、実に様々。それだけスキンケアへの意識が高いことの表れだと言える。
「スキンケア製品を使う頻度は?」という質問に対しての回答を比較すると、日本は「毎日」が76.8%も! 一方のシンガポールも「毎日」がとても高く、73.5%。顔の美しさのベースとなる肌のお手入れは、どちらの女性も熱心なよう。
ちなみに「スキンケア商品に1 ヶ月平均いくら使う?」には、日本は「1000 ~ 3000 円未満」が、シンガポールは「S$10 ~ S$30 未満」がそれぞれ1 位だった。
メイクをする頻度は日本が圧倒的
仕事や外出機会が多い平日のみメイクをして、土日はしないという人が多いのか、日本は「メイクは週3 ~ 5 回」という割合が最多。ただ「毎日する」も ほぼ同率で、両方合わせると7 割以上の人が、メイクを日常的にしていることが 明らかになった。シンガポールも1 番多い回答が「週3 ~ 5 回」となったが、「毎日」は1 位より8%下がって2位。すっぴんの女性と街ですれ違うことが、日本より多い シンガポール。それを裏付ける結果だと感じる。
「メイクアップ商品に1 ヶ月平均いくら使う?」との質問には、日本は「1000~ 3000 円未満」が、シンガポー ルは「S$10 ~ S$30」が最多回答だった。シンガポールの方がお金をかけているような印象を持ちそうだ が、日本の場合は低価格帯のコスメブランドが豊富であったり、100 円ショップ等でも良質なコスメが手に入るといった環境も影響していると分析できる。
日本人の方がネイルサロン好き!
「ネイルサロンに行く頻度は?」という問いには、まったく行かない人を除いた場合、日本は「月1 回」が1 位。シンガポールの1 位「2 ~ 3 ヶ月に1 回」と比べると、日本人の方がネイルサロンに高い頻度で通っていることがわかる。繊細で質のいいデザインを施してくれるネイルサロンがたくさんある日本。今の時代、ネイルのおしゃれは一般的だ。ここシンガポールでも日本人ネイリストが活躍する店が増え続けており、今後ますますシンガポールにおけるネイルサロン人気が高まることが予想出来る。
まつ毛サロンに行く派は「2 ~ 3 ヶ月に1 回」が主流
顔の印象を大きく左右するまつ毛。メイクの中でも特に重視する女性は多く、日本ではデパートやドラッグストア、100 円ショップに至るまで、バラエティ豊かなまつ毛用アイテムが並ぶ。それはシンガポールでも同様の状況だ。それほど両国の女性にとって、まつ毛は大事なパーツだと言える。
「まつ毛サロンに行く頻度は?」に対する回答は、まったく行かない人を除いた場合、日本とシンガポール共に「2 ~ 3ヶ月に1 回」が最も多い答えとなった。定期的にプロに仕上げてもらう人は多いようだ。
日本の方が美容院に行く頻度が高い
身だしなみとして髪型を整えるのももちろんだが、長さやアレンジ、カラーリングで髪のおしゃれを楽しむ女性は、どちらの国にも多い。
「美容院に行く頻度は?」の質問に対しては、日本は1 位が「2~ 3 ヶ月に1 回」で、2位が「1ヶ月に1 回」。シンガポールは1 位が「2~ 3 ヶ月に1 回」で2 位が「半年に1 回」なので、日本人の方が美容院でこまめに髪を手入れしていることがわかる。理由は定かではないものの、日本の方がシンガポールよりもショートヘアが人気という印象があるので、それも関係しているかもしれない。
マッサージの利用頻度はシンガポールが高め
日本より安価なマッサージ店が多いイメージがあるシンガポール。「マッサージに行く頻度は?」と聞くと、定期的に行く人の中では、日本は「半年に1 回 が1 位。対してシンガポールは「2、3 ヶ月に1 回」が1 位だ。街中にある店舗の数、種類が豊富なシンガポール。それらが手頃な価格なのだから、頻度が増すのも自然かもしれない。在星日本人はお得にマッサージを利用できる環境を活かして、気軽にどんどん利用したいものだ。
調査協力:Cross Marketing Asia