2016.08.03
流行の移り変わりが早いシンガポールだが、昨年から勢いが衰えない「クラフトビール」&「マイクロブリュワリー」。ビール大好きな編集ぽんが体当たり取材に行ってきた。
マイクロブリュワリーとは?
作り手の個性や趣味が色濃く反映された、ユニークなビールを醸造する小規模なビール醸造所。大手ビール会社のように世間に広く流通されていないことが多く、各マイクロブリュワリーや周辺地域で飲めるビールをクラフトビール、地ビールと呼ぶ。(※諸説あり)
Little Island Brewing Co
市内からタクシーに乗ること約30 分、見えてきたのは大きな建物とロケットのようなシルバーのビールタンク!サイケデリックなキノコ柄の「Dry Irish Stout」などユニークな銘柄のビール6 種類を取り扱う。最初にカードとグラスを受け取り、ビールを選んで自分で注げるセルフスタイルで、気分はビアマイスター!
ぽんオススメビール★
Oh Yeah SPA(シンガポール・ペール・エール)(S$10/ グラス)
ABV*5.7%の強め&苦めのIPA は、オークの香る爽やかなビール。爽やかな後味はオークの香り。
*Alcohol By Volume、アルコール度数のこと
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On Tap
チャイナタウンのど真ん中Smith Street のChinatown ComplexFood Centre 内にある『On Tap』チャイナタウン店。店を切り盛りするPatrick Lim さんはいつも丁寧な接客で、彼の優しさが表れているような、味わい深いおいしいビールを飲みにきた客でいつも店の前は大混雑。メニューのビールは8 種類。サイズはパイント(330ml)、ピッチャー(1L)、またはタワー(2L) の 3 種類。人気メニューはキャラメルの香りがする「Porter/Stout」(S$6.50/ パイント)。苦すぎず飲みやすいスタウトは老若男女問わず人気。好きな屋台飯を買って気取らず飲めるPatrick さんのビールはまさに「Made inSingapore」!
ぽんオススメビール★
サイダー(S$6/ パイント)
季節と彼の気分で毎回変わるフルーツサイダーは、まさに限定商品!訪れた際はオレンジ味でした。(7 月6 日現在)次回はクランベリーの予定だそう。
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The 1925 Micro Brewery Restaurant
1920 年代に建てられた建物の良さを生かした落ち着いたインテリア。イベントも開催しているのでFB を要チェック
ショップハウスを改装した店内には、シルバーの大きなビールタンクが4 台。オリジナルのイラスト付きビアハンドルにあるビール名はHDB を思わせる「BLK6.22」や某タクシー会社を彷彿とさせる「Yellow Van」など由来が気になるものばかり。内装からフードメニュー、各ビールのロゴもすべて社長のYeo 兄弟が手掛ける。伯父の趣味だったビールと自分たちの長年の夢だったレストラン経営を合体し、化学調味料無添加のビールレストランが完成した。ビールを煮詰めたシロップで作るビアカクテルもおすすめの1 品!
ぽんオススメビール★
BLK6.22(S$10/ パイント)
祖父の住んでいたHDB の棟番号とビールのABV が同じというミラクルなビール。現在はABV を低く醸造している。コーヒーのようなロースト感がありバランスの取れたビール。
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