2016.12.16
輝く人を応援するこのコーナー。今回はNICHII INTERNATIONAL CLINIC Clinic Assistant 大戸 智江さんにインタビューしました。
大戸 智江さん
NICHII INTERNATIONAL CLINIC Clinic Assistant
海外就職を考えはじめたきっかけはなんですか?
今年3 月にシンガポールに来るまでは、日本の大学病院で看護師として働いていました。海外の医療福祉の現場で働いてみたいという気持ちもあり、ワーキングホリデーを利用して海外で生活をした時期もありました。今回、家族の都合でこちらへの移住が決まったため、シンガポールでも医療に関わる仕事をしようと思い、転職活動をはじめました。
転職活動を始めたタイミングはいつからでしたか?
シンガポールへ行くことが決まった直後から、JAC Recruitmentの方と連絡を取り始めました。実績も経験もあるエージェントなので、安心して進めることができたのがよかったです。日本にいた頃から相談に乗って頂けたため、移住後もすぐに本格的な転職活動をスタートすることができました。
現在の仕事内容についてお聞かせください。
クリニックの日常業務や、専門医受診の際の通訳、書類の翻訳等を行っています。スタッフは日本人とシンガポール人です。専門医受診の時はもちろんですが、専門医の予約を取る際や、ラボに連絡 をする場合なども英語で行わなくてはいけないので、読み書き、会話の両方で英語を日常的に使っています。 医療に関する専門用語も当然たくさん出てきます。医療業界での経験があっても、まだまだ学ばなくてはならないことが多いので、 日々緊張感を持って、仕事に取り組んでいます。
仕事において心がけていること、大事にしていることを教えてください。
海外で体調を崩してしまうと、日本にいる時よりも不安になってしまうと思います。ですので、患者さんの不安に寄り添うことを常に心がけています。また、通訳をする際は正確さが非常に重要です。基本ではありますが、言葉を1 つ1 つ確実に訳しながら、治療以外のケアにも気を配らなくてはいけない仕事だと考えています。
仕事で喜びや、やりがいを感じるのはどういう時ですか?
患者さんの不安が和らいだと感じられる表情を見た時です。患者さんはどこが悪いのかわからない状態がもっとも不安だと思うので、まずそれを和らげることを心がけています。そして、診断結果が出てからも不安は続くため、少しでも患者さんが安心出来るように、丁寧なわかりやすい説明をすることを大切にしています。
仕事でこれからがんばりたいことや、目標をお聞かせください。
総合診療ですので、患者さんの疾患も様々。もっと幅広い知識を身につけて対応していきたいと考えています。また、インターナショナルクリニックですので、さらに多くの言語にも対応できるよう、 自分の語学能力の幅を広げていきたいと思っています。
シンガポールに来て驚いたことはありますか?
交通費が安いことです。シンガポールは何でも高いというイメー ジがありましたが、電車もバスもタクシーも、日本よりずっとリー ズナブルで驚きました。
今後のキャリアについて教えてください。
日本で長く携わっていた病棟業務と異なり、保険業務に関わることも多くなりました。診療業務はもちろんのこと、シンガポールの医療システム面についての知識も身につけながら、よりステップア ップしていきたいと考えています。
海外就職を目指している方へのアドバイスをお願いします。
とりあえず、動き出してみる。まず行動することが大切だと信じています。
サポーター:JAC Recruitment
電話:6323-4779
E-mail:jac@jac-recruitment.sg