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2016.10.06

子供の歯並びは親にとっては結構気になるところですよね。そこで今回は子供の矯正治療に使われる、床矯正装置について紹介。もし歯並びや噛み合わせがおかしいと感じたら、早めの相談が鍵。それぞれの時期に合わせた治療方法を提案してくれるはず。お子様の歯を守れるのはあなただけです!


床矯正装置とは

子供の矯正治療には入れ歯のように取り外しをする矯正装置。通常歯の表面に装置を付けて治す前にこの装置を使用。しかしある年齢以上になると使用できません。また装置はあくまでも歯並びをよくするのが目的ではなく永久歯が生えてくる際の歯のスペースを確保できるようにするのが目的。乳歯の段階ですでに歯並びが乱れている場合、永久歯に生え変わっても歯並びは悪いまま!骨の柔らかい時期に顎を広げることで永久歯の生えるスペースを確保できるので将来抜歯をしなくても矯正できる可能が出てきます。床の装置にねじが組み込まれており、ねじを自宅で調整してあごを広げるため使用時間が短いと歯が動かないので効果がありません。食事以外はつけておく必要がある。

右の前歯が内側にあるので、写真の装置を使用して、歯を動かしていく。

右の前歯が内側にあるので、写真の装置を使用して、歯を動かしていく。

原理は真ん中にあるねじを回していくことで、歯が押されて外側に動いていく仕組み。

原理は真ん中にあるねじを回していくことで、歯が押されて外側に動いていく仕組み。

利点
歯を抜くことがない。痛みがあまりない。取り外しができ歯を磨きやすい。

欠点
期間が長くかかる。本人、家族の協力が得られないと効果がない。歯並びがきれいに並ばないこともありワイヤーを使用した本格的な治療が必要なこともある。プラスチック製なので落としたりムリにはめようとすると割れたりすることがある


今回担当ドクター

Dr Yamamoto profile

山本能康
Dr.Takayasu Yamamoto
神戸市生まれ
大阪歯科大学卒業
Singapore Dental Association所属 College of General Dental Practitioner Singapore所属

情報提供:Healthway Japanese Medical & Dental Centre

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