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2025.05.02

A28511

シンガポール国立大学/日本語履修生

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)LAJ2203 日本語4の日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。


シンガポールの時事問題〜ニュースから見つけた身近なシンガポール

スリッパとシンガポール

 私は8年前、初めて中国からシンガポールへ来た時、シンガポール人の友達に公共場所へスリッパやサンダルを履いて行っても大丈夫なことを教えてもらって、すごくびっくりしました。私は、中国で生活していたので、スリッパは家でしか履かない物だということが常識だと思っていました。

 中国では、歩いてすぐ行って帰れる所へはスリッパを履いて行けますが、デパートへ行ったり公共交通機関に乗ったりする時はスリッパやサンダルを履いたら失礼だと思われます。それで、ネットで公共の場所でスリッパとサンダルを履くことについてシンガポール人の様々な意見を調べて、面白くて新しい考え方を見つけました。

 例えば、チャンネル・ニュース・アジアというシンガポールで一番大きいメディアで働いているある記者が、スリッパとサンダルは熱帯の天気にちょうどいいので、もし他の人に失礼な事をするつもりがなければ、公共の場所で履いても失礼がないと言っていました。そういう考え方には全て賛成できませんが、毎日蒸し暑いシンガポールで、スリッパやサンダルで出かければ涼しくなるし、大雨の時も便利だし、気持ちも明るくなるかもしれません。

 しかし、行く場所について、スリッパやサンダルを履くのが適当かどうかよく慎重に考えて注意して、便利さと礼儀の間のちょうどいいバランスを探した方がいいのではないか、私は考えます。


チョー・プーユー(ZHANG PUYU)さん

初めまして。数学と計算機科学専門の3年生のチョー・プーユーです。僕は戦略ゲームとRPGが大好きなので、将来いつか自分のゲームを作れるように頑張ろうと思っています。最近、「黒神話:悟空とダーケストダンジョン」というゲームをよくしています。ゲーム以外の趣味はクラシック音楽、旅行と料理です。日本語は、現在、中国語以外で漢字を使っている唯一無二の言語です。僕は、中国出身なので、そんな日本語が面白くて特別だと思いますから、日本語を勉強することに決めました。

<今回のニュース>
「Commentary: Shorts and slippers aren’t sloppy – they’re sensible attire for Singapore’s weather」CNAより