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2025.05.02

A28506

シンガポール国立大学/日本語履修生

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)LAJ2203 日本語4の日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。


シンガポールの時事問題〜ニュースから見つけた身近なシンガポール

「チョープ」の習慣


 
 机のそばに誰もいなくて、でも、机の上にティッシュのパックしかないのはどういう意味か分かりますか?実はこれはシンガポールの「チョープ」の習慣です。チョープとは、店で食べ物を買うために並んでいるときに、机の上にティッシュのパックを置いて席を取っておくことです。最近、この習慣は少し変わって、例えば、ボトルやお金など、ティッシュではない物で席をチョープするようになりました。この習慣はNUSの図書館でも見られます。学生が昼ご飯を食べに行くとき、パソコンやカバンで席をチョープします。チョープするのは便利ですが、学生には不便だと思うこともあります。特に昼ご飯の時間など、混むとき、席を探すのは大変ですから。しかし、チョープ文化は面白いこともあります。誰もいない間に、値段が高いものが置かれていても、だれもそれをとらないのは不思議だと思います。


ホアン・イー(Huang Yi)さん
みなさん、初めまして。ホアン・イーと言います。今年24歳で、経営管理の4年生です。アニメがもっとよくわかるように、日本語を勉強しています。わたしはいろいろな趣味があります。例えば、絵を描いたり、写真を取ったりすることですが、特にハイキングが好きです。最近、飛行機に興味がありますから、将来飛行機の操縦を習いたいです。

<今回のニュース>
「Letter of the week: Rethink practice of ‘choping’ in communal space」The Straits Timesより


シンガポールの時事問題〜ニュースから見つけた身近なシンガポール

食堂でのチョープ(Chope)

 シンガポールでは、みんなティッシュペーパーを使って席を「チョープ」するのが好きです。「チョープ」とは、食べ物を買っている間に、席を取っておくという意味です。でも、最近は違う方法で席をチョープする人もいます。たとえば、携帯電話とかパソコンとか財布とか使う人もいます。誰もその物を取らないのが、とても面白いと思います。席がもう取ってあるので、安心して食べ物を買いに行けるから、この習慣がとても好きです。それに、他の人に席を取ってもらう必要もありません。将来もこの習慣が続いてほしいと思います。


リーナ・リム(LYNNA LIM)さん
みなさん、初めまして。リーナ・リムです。今年23歳で、経営管理学の4年生です。日本のアニメがもっとよくわかるように、日本語を勉強しています。色々な趣味があります。例えば、絵を描いたり 、 琵琶を弾いたりすることです。特に旅行をするのが大好きです。

<今回のニュース>
「All Singapore under one roof」National Geographicより