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2025.04.29

A28487

シンガポール国立大学/日本語履修生

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)LAJ2203 日本語4の日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。


シンガポールの時事問題〜ニュースから見つけた身近なシンガポール

伝統を大切にしながら、環境を守る清明節

 清明節(Qing Ming Jie)は毎年四月に行われる、家族が集まって、お墓を掃除して、祖先にお祈りをする日です。それに、祖先に紙でできたお金を燃やして、あの世で使う物を送る習慣もあります。しかし、少し困ったこともあります。最近、環境を考えることも大事になっているので、物を燃やすという習慣を変えなければなりませんが、この習慣を変えるのには時間がかかるし、人々の考え方を変えるのも難しいからです。昔、祖母は「もっと燃やせば、祖先はあの世での幸せが増える」と言っていました。それで、私はこの習慣を変えていいのか少し迷っています。でも、伝統の心を守りながら習慣を変えれば、この考え方もきっと変わると思います。そうすれば、環境と伝統をいっしょに守ることができます。

 


濱田優浩(はまだ まさひろ)さん
初めまして、濱田優浩(はまだ まさひろ)です。シンガポール国立大学コンピューター工学部を卒業しました。柔道に興味があって、いつか黒帯を取りたいです。私が一番好きな柔道家は阿部一二三選手です。とても強いですから阿部選手と同じくらい強くなれるように頑張っています。

<今回のニュース>
「Go easy on burning of joss papers during Qing Ming, says Malaysian Chinese associations」The Straits Timesより


シンガポールの時事問題〜ニュースから見つけた身近なシンガポール

「チョープ」の習慣


 
 机のそばに誰もいなくて、でも、机の上にティッシュのパックしかないのはどういう意味か分かりますか?実はこれはシンガポールの「チョープ」の習慣です。チョープとは、店で食べ物を買うために並んでいるときに、机の上にティッシュのパックを置いて席を取っておくことです。最近、この習慣は少し変わって、例えば、ボトルやお金など、ティッシュではない物で席をチョープするようになりました。この習慣はNUSの図書館でも見られます。学生が昼ご飯を食べに行くとき、パソコンやカバンで席をチョープします。チョープするのは便利ですが、学生には不便だと思うこともあります。特に昼ご飯の時間など、混むとき、席を探すのは大変ですから。しかし、チョープ文化は面白いこともあります。誰もいない間に、値段が高いものが置かれていても、だれもそれをとらないのは不思議だと思います。


ホアン・イー(Huang Yi)さん
みなさん、初めまして。ホアン・イーと言います。今年24歳で、経営管理の4年生です。アニメがもっとよくわかるように、日本語を勉強しています。わたしはいろいろな趣味があります。例えば、絵を描いたり、写真を取ったりすることですが、特にハイキングが好きです。最近、飛行機に興味がありますから、将来飛行機の操縦を習いたいです。

<今回のニュース>
「Letter of the week: Rethink practice of ‘choping’ in communal space」The Straits Timesより