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2025.01.27

ダーツの旅:シンガポール 番外編

Sembawang Hot Spring Parkで学べること
足湯エリアには注意事項が記載されており、利用者が安全に楽しめるよう配慮されている。また、温泉の歴史や源泉の由来が説明された看板も設置されているため、訪問者は温泉について学ぶことができる。

 

センバワン温泉の地熱の秘密

センバワン温泉公園で湧き出る温泉水は、地下約3kmの深さで加熱された地下水が地表に押し出されることで形成されている。

 

センバワン温泉の歴史

センバワン温泉は1908年に発見され、当初は飲料水としてボトリングされるなど商業的に利用されていた。1942年には日本占領下で軍に活用され、1985年以降は公園としての整備が進められた。現在では歴史的な価値を残しつつ、2020年に開園したセンバワン温泉公園として、多くの人々に親しまれる施設となっている。

 

センバワン温泉公園の教育ゾーン

温水が流れる「蛇行水路」では、地下水が地熱で温められて湧き出る過程を模した仕組みを体験できる。温水を使った「感覚遊び」では、安全に遊びながら学べる工夫がされており、このゾーンは家族や友人が集う交流の場としても利用されている。

自転車置き場も完備されており、サイクリングで訪れる際にも便利だ。

 

まとめ
Yishunエリアは、自然と文化が調和した魅力的な場所だった。温泉卵作りでは、地元の知恵や工夫を学びながら、温泉水の特性を体感する楽しさを味わうことができた。「Sembawang Eating House」では、ローカルフードを堪能し、「Hyogaki」では、TARO YAMといった独創的なフレーバーのジェラートが旅を締めくくる特別な体験となった。Yishunは、学び、癒され、味わいを備えたエリアであり、歩きながら様々な発見が楽しめる旅となった。

本編「Yishun(イーシュン)編」もどうぞ!

取材・文:インターン生 青山 志優