2024.12.27
明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いします
昨年もアルビレックス新潟シンガポールは、みなさまのご支援、ご声援のおかげで活動を継続できました。心より感謝申し上げます。
2024年、たくさんの変化を生み、たくさんのチャレンジをした年となりました。長文になりますが、トピックをご紹介させてください。
念願が叶い、従来の日本人を中心とした選手構成からシンガポール人を中心とした選手構成のクラブへと生まれ変わりました。これまで以上に日本とシンガポールの架け橋になること、地域社会のために存在すること、そしてシンガポールサッカーの強化にもっと直接的に貢献することが目的です。
トップチームは勝ち星という意味でシーズン序盤は想像以上に苦しみました。もちろん、最初からすべて順調に進むとは思っていませんでしたが、「ここまで難しいのか」と悩みに悩んだ日々でした。しかし、スピード感を持って事態に取り組むことによって、7月以降は重富計二新監督のもと、最下位から現在は暫定4位まで浮上することができました。2025年5月末まで今シーズンは継続しますが、ご支援いただいているパートナー企業のみなさまをはじめ、苦しい時期でも変わらない熱いサポートをいただいているファン、サポーターのみなさまにとって、これまで以上に応援しがいのあるチームへと成長することをお約束します。1月17日より再開するシーズン後半戦、勝ち点を積み上げ1つでも上位に浮上できるようチームは12月下旬よりトレーニングを再開し準備を進めています。
創設から3年目を迎えた女子チーム。元女子日本代表の北原佳奈選手が選手兼任監督として新たな挑戦をスタートしました。観客のみなさんがワクワクするサッカーをしたいという一心でチーム強化に励み、魅力的な攻撃サッカーを展開しました。悲願の初優勝へは勝ち点1差で叶わず、3年連続のリーグ2位に終わりました。来年こそは初優勝、そしてその先のACL Women's Champions Leagueへ。ぜひご期待ください。
アカデミー部門ではU13チームを新設し、U13、U15、U17、U21の4カテゴリーで活動をしています。メソッド部門ダイレクターのスペイン人コーチであるMarçalが統括したことで、1年間を通して選手個人、チームとしても大きな成長が見られました。現在、数人の16歳の選手たちも、たびたびトップチームの練習に参加しています。数年後にはクラブを背負って立つ選手に成長している、という楽しい未来を想像しています。また、シンガポール人を対象としたフットボールアカデミーでは、昨年より東南アジアサッカーのさらなる発展を目的にシンガポール、タイ、台湾、インドネシア、ブルネイ、フィリピンの6カ国でユース世代の大会、Albirex (S) S.E.A Cup 2023を開催しました。2回目となる2024/25大会は新たにマレーシア、ラオス、スリランカ、韓国、香港、ベトナム、モルディブと7カ国が加わり計13カ国での開催となりました。国際規模の大会を運営するにあたってご協力いただいたパートナー企業や団体のみなさま、参加いただいたチーム、選手たちに感謝申し上げます。若い力は未来への希望の光です。彼らのフットボールで世界がつながるんだという実感を通じ、国境を超えて未来につながる友情を育んでほしいと願っています。
サッカースクール、チアダンススクールの子どもたちが少しずつ成長していく様は、クラブにとっても大きな喜びです。日々のレッスンを通じてできることを増やし、もっともっと楽しんでほしいと願っています。シンガポール人選手が多くプレーするようになったホームスタジアムではありますが、これまでと変わらぬ子供たちの応援が響き渡っています。みんなの純粋な声援は、選手たちの背中をいつも押してくれています。本当にありがとう。
今年からシンガポール人のチームへと変革したアルビレックス新潟シンガポール。さあ、シンガポールを飛び出してアジアの舞台へ。すべてのスタッフ・選手たち、そしてみなさまアルビレックスファミリーで実現させましょう!
本年も熱いご声援をよろしくお願いします。
Albirex Niigata Football Club (S)
チェアマン 是永大輔