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2024.09.27

シンガポール国立大学/日本語履修生

NUSの語学教育研究センター(CLS)で学ぶ日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴る連載コラム。今回は、シンガポールのキャラクターについてお届け!

 

シンガポールってこんな国!!

「思いやり」の心を育てるシンガポールのマスコット戦士
日本にマスコットが多いのと同じ理由で、シンガポールのキャラクターは楽しく簡単にアイデアを広めることができます。また、それぞれのキャラクターについて詳しく知ることで、シンガポールの社会的価値観と問題を深く理解することもできます。文:イーサン



シンガポールのキャラクターで、シンガポール人が一番初めに思い浮かべるのは、電車の中にあるポスターに描かれたキャラクターかもしれません。それは、通勤の環境を改善するために、陸上交通局がポスターにして駅のあらゆる所に宣伝しているからです。そのうち、一つのキャラクターはスタンドアップ・ステイシーで、「席を譲りましょう」の標語を表しています。文:セバスチャン

 

ウォーター・ウォーリーはシンガポールのPublic Utilities Board(公益事業委員会)の子供向けのキャラクターです。いつも笑顔の水滴、ウォーター・ウォーリーは、シンガポールの小学校や図書館を訪れて、水の節約と管理に関する問題を子供達に教えます。シンガポールには天然の水源がないので、水は貴重な資源になります。だからこそ、幼い頃から水の保全について子供達に教育することがとても大事です。文:イーサン

 

1984年に誕生したピンクの象、シャリティは、シンガポールの Community Chestの公式マスコットです。シャリティという名前は、「シェア」と「チャリティ」という言葉を組み合わせたものです。シャリティは、創作者の言葉によれば、「象は共同体に住み、お互いを助け合う生き物である」という理由から象のマスコットになったそうです。現在まで、シャリティはシンガポールのアイコンであって、皆で優しい社会を目指しています。 文:レイチェル

 

ブラッド・バディのマスコットは、献血の重要性に対する認識を高めるためにシンガポール赤十字によって導入されました。ブラッド・バディは陽気で親しみやすいマスコットで、特に若い世代を中心に、命を救うための献血の意義について人々を教育するためにデザインされました。ブラッド・バディのキュートで親しみやすい外見は、献血という行為にポジティブな印象を与え、より多くの人々が献血に参加するよう促すことを目的としています。文:マックス

 

シンガ・ザ・ライオンは、1979年に始まったNational CourtesyCampaignの後で、1982年に紹介されたマスコットです。その頃、マスコットを使うことがほとんどありませんでしたから、シンガは子供から大人に至るまでに注目されました。そして、多くの子供達がシンガと話したいとNCCに電話しました。でも、こんなに人気があるマスコットも、引退したことがあります。2013年に、シンガポール人の不親切な行動が増えていましたから、シンガが疲れすぎて引退しました。これを通して、シンガポール人の親切さを問題にしました。シンガは2014年に新しいデザインで戻って来ました。文:ユーシ

 
この「シンガポールはこんな国!」のプロジェクトを通して、日本とシンガポールの両方の知識が増えました。特に、シンガポールの歴史に深い関係があるキャラクターやマスコットのことを学ぶことができ、面白い経験でした。文:ユーシ

 

私達は左から、経営管理学4年のレイチェル・ヨー、コンピュータ科学4年のリュー・ユーシ、マスコミュニケーション2年のイーサン・オング、コンピュータ科学5年のセバスチャン・パン、土木工学3年のマックス・アンです。