2024.05.31
シンガポール国立大学/日本語履修生
NUSの語学教育研究センター(CLS)で学ぶ日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴る連載コラム。今回は、シンガポールの伝統と次世代の便利な店についてお届けします!
シンガポールってこんな国!!
シンガポール流!伝統と次世代の便利な店
日本はコンビニや自動販売機が多くてとても便利な国だと思います。シンガポールにも、皆さんが見たことがない便利な店が色々あります。私たちは、その中から4種類の便利な店をご紹介します。
ロボット自動販売機
シンガポールにはロボットコーヒー自動販売機があります。色々なショッピングモールにあって、24時間販売されています。便利さという点から考えると、このロボットはとても役に立つと思います。スターバックスや喫茶店へ行かなくてもおいしいコーヒーを買うことができるからです。QRコードをスキャンすると、コーヒーが選べて、ロボットがすぐコーヒーを作ってくれます。コーヒーをカスタマイズすることもできます。小さいドアがあって、コーヒができた後、自動的に開きます。面白いですね。文:ロイス
無人コンビニ「Pick & Go」
中に入っても店員が一人もいない店もあります。こういうまるで小説のワンシーンのような所が本当にあるんです。実は、シンガポールには「Pick & Go」という無人コンビニがあります。店に入る前、まずはPick & Goのスマホアプリをダウンロードしておかなければなりません。このアプリでアカウントを登録して、支払い方法を入れます。そのあと、アプリのQRコード、または顔認識で店に入れます。買いたい物を取って店を出ると、お会計を自動的に終えることができます。この店は支払いに時間がかかることもないし、24時間いつでも買い物もできるし、とても便利だと思いませんか。文:チンルオ
近所の店「ママショップ」
ママショップはシンガポールのHDB(公団住宅)の中心にある小さいコンビニです。ママショップの「ママ」は「お母さん」という意味ではなく、伝統的にインド系の持ち主に経営された商店のことで、タミル語で「おじさん」に当たる「ママ」と名付けられました。ママショップは普通のコンビニほど大きくないですが、シンガポールの多文化を反映する色々な食料品、日用品、お土産などを販売しています。昔子供達が外で遊んだ後、ママショップに行ってお菓子を買ったものですが、今でもママショップは住民にとって懐かしくて、便利な店です。文:カリン
夜食屋
夜に食べ物が欲しくなったら、深夜まで開いてる夜食屋がたくさんあります。これらの店は朝2 〜3時まで開いていて、時々24時間開いてる店もあります。ロティプラタ屋、マレー料理屋、ディムサム屋等、夜食屋の種類も多いです。シンガポール人には、夜食を食べる人が驚くほど多くて、深夜でも有名な夜食屋に行くと並ぶ必要があります。一つの有名な夜食屋はスィー・チュンというディムサムの店です。スィー・チュンは朝4時まで開いていて、チャーハン、麺、ディムサムや甘いものまで売ってます。文:リン
色々な便利な店を紹介しましたが、シンガポールの魅力をお伝えすることができたでしょうか。皆さんはここにあげた店の中から、どの店が一番気になりますか?機会があれば、ぜひご自身で行ってみてください。
私たちは(左から)、シンガポール国立大学の電気工学4年のコー・チンルオ、生命科学4年のロイス・リム、ビジネス2年のゴー・リン、工業デザイン学4年のチュウ・カリンです。シンガポールの便利な店を訪れることは、まるで時代を超えた冒険です。伝統的な「ママショップ」から最先端の「無人コンビニ」まで、シンガポール特有の多様性をお楽しみください。