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2022.10.01

日常の健康管理から、慢性疾患、急な病気や怪我まで、シンガポールで頼りになる専門医やクリニックをピックアップ!さらに、シンガポールに引っ越して来られたばかりの方に、特に注意していただきたい「デング熱」の基本&お役立ち情報もお届けする要チェック特集☆

 

簡単♪ 虫除けスプレーを作ってみよう!

と、その前に… デング熱についておさらいしておこう!

 
🏥 デング熱とは?
デング熱はウイルスを保有する産卵前のメスの蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されることによって感染する疾患。

🏥主な症状は?治療法は?
発熱、激しい頭痛・関節痛・筋肉痛、眼球後部痛、発疹、吐き気・嘔吐など。通常は、感染から約3~14日間の潜伏期間を経て発症する。感染しても発症するのは 25%~50%程度で、重症化率は高くはないが、死に至ることもあるので発症後は注意が必要。有効な治療法はなく、対症療法のみ。

🏥 シンガポールで発生数が多い理由は?
高温多湿な気候が蚊の繁殖に適しているため。例えば、ヒトスジシマカは約 25~30°Cの気温を好む。

🏥 ピークシーズンは?
通常は 6 月から 10 月。しかし、気候変動の影響などもあり、通年で注意が必要。

🏥 2度罹ることはない?
デング熱のウイルスの型は 4 種類あるので、最大 4 回罹る可能性がある。

🏥 予防法、対策は?
蚊は人の体温や吐く息、汗に反応してやってくる事が多いと言われている為、外出の際は、できるだけ肌を露出せず、虫除けを使用すること。蚊の繁殖を防ぐため、バケツや缶、植木鉢などに水を溜めないことが大切。

※個人宅の場合、蚊の繁殖する環境を作ってしまった時は、S$200〜の罰金となるので注意。

 

それでは
簡単♪ 虫除けスプレーを作ってみよう!
デング熱の予防に有効な虫除けスプレーやクリーム類。しかし、市販品はベタついたり、刺激が強かったり、臭いがキツかったりで、好みのものがない・・・そんな方には、天然の精油を使った手作りの虫除けがおすすめ。混ぜるだけで簡単に作れ、しかも経済的。ぜひ、お試しあれ!

 


左からクローブ、オレガノオイル、ガラス製スプレーボトル、イソプロピル・アルコール(写真中央の赤キャップの容器)、ハッカ油、レモングラスオイル

<材料>
• ハッカ油(無ければミント油でも可)• • • 10 〜 20 滴前後
• イソプロピル・アルコール • • • • • • •• • • • • • • • 20ml
• 水道水 • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • •• • • 80ml
• スプレーボトル(ポリスチレン以外、ガラス製がおすすめ)

 

 
材料をスプレーボトルに入れてから、ボトルを振って混ぜるだけ!


敏感肌の方は、各精油の成分が刺激やアレルギーを起こさないかどうか予めパッチテストを行い、さらに不安がある方は医師に相談の上、自己責任で利用を!

 

POINT1
完成したスプレーは都度必ずよく振ってから使用すること

POINT2
スーパーマーケットのスパイス売り場で購入可能なクローブの実を2,3個ボトルに加えても OK!

POINT3
レモングラスやオレガノ、クローブなど、ハッカ油以外の精油にも虫除け効果が期待できるものがあるので、好みに合わせて、それぞれ数滴加えるのもよい

 

試してみてね〜♪