• ヘルス

2022.10.01

MD International Medical Centre
MD インターナショナルメディカルセンター

コロナ渦以降、頭痛や首、肩、腰の痛みを抱える在星邦人が急増している。そこで「MD インターナショナルメディカルセンター」のカイロプラクティック科・藤原氏を訪ね、お話を伺ってきた。「在宅勤務により、長時間同じ姿勢でデスクワークを続けたり、家の机・椅子を使用することや外出の機会が減ることで姿勢が悪くなり、背骨への負担や筋肉バランスの変化で関節に不具合が生じている方が多いようです」と藤原氏。来院の目安は、1 週間以上痛みが続いた時で、これ以上続くと悪化して治りも遅くなってしまうとのこと。日常生活については「マットレスや枕の厚みや硬さ、机と椅子の高さチェックは大切」とのアドバイスもいただいた。

 

米国政府認定カイロプラクターが治療

今回、お話を伺ったカイロプラクティック科担当の藤原崇紀(ふじわら たかのり)氏は、南カリフォルニア健康科学大学卒のアメリカ政府認定カイロプラクター。子どもの頃から医療系の仕事に就きたいと考えていた藤原氏は、バスケ、水泳、ボディメイク、ゴルフが趣味というスポーツマン。自身の経験から、スポーツ選手のケアについても関心があったため、カイロプラクティックの道へ。これまで、米国、日本、星のクリニックで診療経験を積まれてきた。

通常、医学系の理学療法では筋肉のリハビリを、カイロプラクティックでは背骨を調整する。藤原氏は、米国の大学で両方のアプローチを学び、研究されてきたため、医学とカイロプラクティックの両面からバランス良く治療を行うことが可能。捻挫や筋肉疲労によるスポーツ障害も得意分野だ。

 

ポキポキが苦手な人には他の治療法も

一般的な治療の流れは「問診→整形外科的なテストで身体の動きをチェック→レントゲン・MRI 撮影(必要な時のみ)→治療→生活上のアドバイス」となる。背骨、骨盤、関節の歪みを見つけ、ねじれ、傾き、深さなどを三次元的に判断し、その変位の方向・程度に合わせて精密に矯正を行っていく。カイロプラクティックと聞くと、骨を鳴らすアジャストが必須と思われる方も多いかもしれないが、これが苦手な人には最新の治療器具を使用したり、可動域を確認しながらの調整など他の選択肢も豊富なので、痛みを感じたら我慢せず藤原氏に相談したい。

今回、カイロプラクティック初体験という C 子さん(上写真)は、ゴルフで痛めてしまった腰の治療を依頼。丁寧な問診の後に、骨盤のアジャスト・筋膜リリース・電磁波治療を体験。治療前は少々緊張気味だったが「痛みや違和感が和らぎ、スッキリしました!」と C 子さんに笑顔が戻った。

 

希少な医療機器で回復をサポート

日本はもちろん、シンガポール内でも未だ数台しか使われていないという希少な英国 BLT 社・電磁波治療器を完備。背中・腰・肩などの痛みの緩和や骨折治療に最も効果がある。その他、細胞レベルに刺激を与えて急性症状の緩和に効果のある衝撃波治療マシーンなど、症状に適した器具を使用して治療を進めていく。

 


同院は、全ての国籍の患者が受診できる総合医療クリニック。藤原氏以外に、アトピー、にきび、湿疹などの皮膚科疾患に精通している総合医療・皮膚科のラウ医師、シンガポール公認心理士の山懸氏、日本人看護師も在籍している

 

診療科目
総合内科、皮膚科、小児科 *、眼科 *、耳鼻咽喉科 *、カイロプラクティック科 *、カウンセリング *
その他:予防接種、慢性病管理、呼吸器内科、各種健康診断、栄養と予防医学、小手術、感染症、疼痛管理
※*は予約制
※日本の海外旅行保険、ローカルまたはインターナショナルの健康保険対応可

 

MD International Medical Centre
住所:9 Taman Serasi, #01-11 Botanic Gardens View, (S)257720
電話番号:6694-1661
受付時間:月~金 9:00 ~ 12:00 / 14:00 ~ 18:00 /土 9:30 ~ 12:30
休診:日・祝日
✉:contact@mdimc.sg
🌎:www.betterfamilyhealth.org/1-amda-japanese-clinic.html