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2022.06.29

海外で安心した乳幼児の子育てができるように、ママたちを全面サポートするコラムです。一人でがんばり過ぎないように、時には誰かに頼ることも必要ですよ!今回は、小児科・伴医師が教えてくれます。


小児の新型コロナウイルス感染症

 新型コロナウイルスの流行が始まり約2年半、一人の小児科医として経験したことを皆様に紙面をお借りして共有させていただきたいと思います。私が日本からシンガポールに赴任したのが2021年8月中旬でしたので、流行当初から暫くは日本で殺伐とした雰囲気の中で診療を行っていました。“小児にとっては軽症であることが殆ど” という不確実な情報のもと、肺炎の症例でさえPCR検査も出来ずにいた期間が長く、同僚達と我々にもPCR検査をさせてほしいとお願いして2020年4月から疑い症例や濃厚接触者の検査を小児に対しても行えるようになったことは革新的でした。その後、小児は後回しであった検査も徐々に普及しましたが、残念ながらワクチン対象でない小さなお子さん達は特にオミクロン株流行後に感染者数が著しく増える結果となりました。

 シンガポールへ来てまず驚いたことは、風邪症状の小児は全員SASHクリニックで検査が行われたことでした。その後の流行拡大によりプロトコールが次々と変わり、現在は1歳以上の軽症の小児はARTテストで自宅療養となり、この対応の変遷ぶりに驚くばかりです。一方で、私自身が関わった小児の新型コロナウイルスの患者さんの中には呼吸がとても苦しくなった(クループや気管支炎)お子さんもいましたし、高熱が続いて入院治療となったり、熱性けいれんを起こしたり、決して軽症ではすまないケースもありました。まだ油断はできないのが現状です。大人が子どもを守ることと基本的な感染対策を継続することが大事だと思います。

 

今回の担当ドクター

日本小児科学会専門医
伴 英子 医師
小児科医となり25年間、小児救急やNICUを含む病棟管理、外来、学校医等の経験を通じて小児科の難しさ、楽しさを経験して参りました。シンガポールではRaffles Japanese Clinicでの勤務を経て今回2度目となりますが、日本の医療の良さと当地での高進的な医療を両方面より考えながら患者様の診療にあたることを心がけています。


情報提供: Healthway Japanese Medical

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