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2022.08.22

プレミアリーグに参戦しているアルビレックス新潟シンガポール(以下アルビS)。毎週の試合運営には選手・スタッフだけではなく、サポーター、スポンサーまでも巻き込み、一体となってスタジアムの雰囲気を作っている印象です。その中でも今回はアルビSのオフィシャルカメラマンである、永見亜弓さんに焦点を当て、お話を伺っていきたいと思います!

 


永見亜弓(Ayumi Nagami)さん
在星歴:16年
好きな言葉:神様は乗り越えられない試練は与えない
Instagram: @ayuminagami
Facebook: Ayumi Nagami
twitter: @ayuminagami

 

永見さん、本日はよろしくお願いいたします!改めまして、現在行われている活動について紹介いただけますか。
 日系の人材紹介会社で働き、15年目となります。主に人事、採用に関するお問い合わせ、ビザに関するアドバイス等を行っています。また、去年からシンガポール和僑会という300人の会員がいる、個人が入れるビジネスコミュニティの会長も務めています。
 カメラマンとしてのキャリアは2018年から。主にF1やサッカーなどのスポーツフォトを撮っていますが、現在は企業のプレスリリース用写真やポートレート、家族写真、イベント写真等、活動の幅を拡げています。
 オフィシャルカメラマンとしては昨年一月よりJ+PLUSの表紙を、2018年からアルビS、シンガポール日本人会運動部を、そして去年からはJR東日本とCo&Coの共同ビジネス、コワーキングスペースOne&Coにて写真を撮らせてもらっています!

かなり幅広いですね。そしていつも本誌の表紙写真の方でもお世話になっております!永見さんの来星経緯を伺ってもよろしいでしょうか。
 元々結婚によるシンガポール移住でしたが、4年前に円満離婚。これまでの人生の約半分をシンガポールに関わっていたためそのまま住み続けることを決意しました!シンガポールは私にとって理想的な場所ですね!
 民族、宗教、国籍も超え、様々な人が調和を保って国を作り上げている姿に感銘を受けて、虜になりました!笑

なるほど、生活をしていても日々多様性を感じますね!
 多様性という意味ではアルビSも日本人チームながらどうすれば現地の方にも応援してもらえるか、シンガポールという国に貢献できるかを考えて、活動していますね。
 日本人チームという自分たちの特徴を持ちつつ、うまく現地にも馴染んで、ローカルの方にも応援されていますね!

アルビSのカメラマンをする上で大事にしていることはありますか。
 どんな人も輝く瞬間があり、その瞬間をできるだけ多く撮りたい一心でシャッターを押し続けています。
 選手、スタッフ、チアリーダー、サポーター、サッカーを愛するすべての人が熱狂する瞬間を残したい。私の写真を見てくれる人がカッコ良いと思ってくれるような写真が撮れるように、日々勉強中でもあります。また、ピッチサイドで写真を撮ることは試合を間近に感じられる分、緊張感や試合の激しさも肌で感じることができます。私はカメラマンとして、選手の写真を撮るだけではありますが毎試合チームと一緒に闘う気持ちを持って、ピッチに入り、撮影をしています。

「チームと一緒に闘って撮る」素敵な言葉ですね。最後に永見さんからの視点で、アルビSにはどんな魅力がありますでしょうか。
 アルビSは、日本から覚悟を持ってやってきた選手、このチームが大好きなローカル選手、どうしたらチーム、クラブが良くなるかをいつも考えているスタッフなど、サッカーを愛する魅力的な人たちがシンガポールで真剣に戦っているチームです。日本人だけではなく、ローカルの方も多く応援してくれているチームで、画面では伝わらない熱量がスタジアムにはあります。
 私自身、初めてスタジアムに足を踏み入れたとき、選手の真剣さによるゲームの面白さや会場の一体感、サッカーの素晴らしさを感じ、一気に恋に落ちました。各々の思いが存分に表現されている試合を、ぜひ一度スタジアムで体感いただきたいです!

永見さん、本日はありがとうございました。今後も素敵なお写真を楽しみにしています。

 
*「J+Plus」は、Albirex Niigata FC(S) のオフィシャルメディアパートナーです。