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2022.02.25

コロナによる運転手の体調不良でバスの待ち時間が長くなることが予想される

 シンガポールのバスは、体調を崩す運転手が増えているため、今後、時間通りに到着しない可能性がある。

 バス事業者のSBSトランジットは2月15日午後、スタッフの間でCOVID-19が蔓延し、80人のバスキャプテンが病欠したため、待ち時間が長くなっていることを謝罪した。

 “地域社会でCOVID-19感染の波が高まり、バスキャプテン(BC)がウイルスに冒される数が増加している”、“本日(2月15日)、体調不良を訴えるBCの数がかつてないほど急増しました。このため、80人近いBCが不足し、一部のバス便の待ち時間が長くなっています ” と掲示された。

 バス事業者によると、99%のバス乗務員が予防接種を受けており、感染者は症状が軽いか、あるいは症状はなく、隔離されて回復しているとのこと。

 また、バス間隔を広げ、2階建てバスを増やし、感染予防対策をとる予定である。

 陸運局はまた、乗客にさらなる遅れを覚悟させた。

 同日午後1時頃、“混乱を最小限にするため、状況を注意深く見守っている” と発表するとともに、“件数がさらに上昇した場合、通勤客はより多くのバスサービスの待ち時間が増加する可能性がある” とも告げた。

 シンガポールでは、昨日(2月14日)新たに 9,082人の感染者と9人の死者が報告され、過去最高の感染者数を記録している。感染者は元旦から急増し、2月7日の週には1日最高値の13,000人を記録している。国民の約64%がブースター・ショットを受けている。

出典::COCONUTS