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2021.12.28

仲良し3人組が“伝統スイーツ対今どきの人気スイーツ”をレポートしてくれます。シンガポールスイーツ食べ歩きの旅!楽しみですね。皆さん、よろしくお願いします。


今回ガイドしてくれる生徒さん達

私はタン・シーユー(Tang Shiyu)です。シンガポール国立大学の3年生です。専門は化学です。いろいろな趣味がありますが、特においしい食べ物を食べることが好きです。時間があれば、いろいろな所へ旅行します。


皆さんこんにちは。3年生のチェン・ステファニー(Cheng Stephanie)です。専門は心理学です。趣味は料理で、日本料理のレシピを試すのが好きです。日本語に興味があり、中学の時からアニメを見たり、日本の音楽を聞いたりしています。


ジャオ・ユエ(Zhao Yue)です。2021年6月に大学を卒業しました。専門は建築学です。日本のドラマや音楽などが大好きですから、チャンスがあれば、いつか日本に住んで働いてみたいです。

スイーツが好きな人はいる?シンガポール人は甘いものが好きだから、毎日食べる人も多いよ!皆さんは伝統スイーツと大人気スイーツがどっちがいい?実はシンガポールのスイーツは、シンガポールの文化のように多様なんだ。スイーツのお店はたくさんあるので、今日はその中から3つを選んで紹介するね!


 
テッカ・センター(Tekka Centre)
《665 Buffalo Road, Singapore 210665》

一番目のおすすめは伝統的なスイーツが売れているテッカ・センター!リトルインディアはテッカ・センターから一番近い駅だよ。出口Cから駅を出て、右に曲がって、徒歩なら1分ぐらい。



「Sugarcane Juice」(S$1.70~2.60)@Zhong Guang JiangCold and Hot Drinks#01-289
最後はシュガーケインジュース!機械を使って、その場でサトウキビを絞ってジュースにするの。加えるのは氷だけで、人工甘味料は入っていないので、体にもいいはず。これ、甘すぎるかなと思っている人はレモン汁も入れられるので、心配しないで!伝統的なスイーツだけではなく、他のホーカーセンターと違うのはこのエリアにインドの方が多いので、美味しいインド料理を売っているお店もたくさんあるよ!

 

「豆花」(S$1.50~2)@Homemade Soya Beancurd #01-283
豆花(トウファ)は豆乳から作られる中華スイーツ。ここのお店が売っているのはシロップなしの新しいタイプの豆花なんだ。新種と呼ばれているんだけど、2007年から作られているんだ。この豆花自体も少し甘いので、シロップをかけなくても大丈夫!伝統的な豆花より舌触りがもっと滑らかなのが特徴だよ。

 
 
これは揚げスイーツの名物、タイで生まれた揚げバナナ。今、東南アジアのどこでも見つけられる食べ物だよ。インドネシア語でゴレンピサン(Goreng Pisang)とも呼ばれるんだ。生地の中に刻んだココナッツが入っているんだ。揚げて熱を通すので、中のバナナは溶けたようにすごく柔らかくなって、甘いんだ。


ジー・ベーカリー(Jie Bakery, Tai Seng)
123 Upper Paya Lebar Road, Singapore 534837
Facebook:@JieTraditionalBreadBakery

次は、ジー・ベーカリー!このベーカリーは1980年にオープンされてから、今ではシンガポールにある最後の伝統的なパン屋の一つと言われているの。昔は、ほとんどのシンガポール人が伝統的なパン屋からパンを買っていたんだ。でも、最近、伝統的なパン屋は人気がなくなって、多くの店が閉まってしまっているのは残念。機会があれば、伝統的なパン屋がなくなってしまう前にぜひ食べてみて!サークルラインのタイセン駅を出て、5分ぐらいまっすぐ歩くと、お店がすぐ見つかるよ。



「Rainbow Bread」(S$1.70)@Jie Bakery
このパンだけど、見たことがある?ジー・ベーカリーで一番おすすめのアイテムは、レインボーパン!シンガポールの有名なアイスクリーム・サンドに使われているのと同じパンで、多くのシンガポール人と観光客にも愛されているの。このパンはふわふわで、食感は食パンみたいな感じ。それに、パンは防腐剤が入っていないので体にもいいと思う。

 

「Kaya Jam」(S$2 / 210g)
シンガポールの有名な食べ物と言えば、カヤジャムもその一つ。ジー・ベーカリーでは自分でカヤジャムをつけて食べれるよ!レインボーパンと一緒に食べると、とても美味しい!でも、緑のカヤジャムはよく見かけるけど、なぜこのジャムは緑色ではなくて茶色なんだろう…?それは、このカヤジャムは海南スタイルだから。緑色のカヤジャムはパンダンっていうハーブを使って緑色にしてあるの。海南スタイルのカヤジャムは黒糖が入っているので、強い香りがするんだよ。

 

パン各種(S$1.30~6)
ジー・ベーカリーには他にもたくさんの種類があるから、他のシンガポールスタイルのパンを試してみたいならちょうどいい店だよ。例えば、ココナッツパン、カレーチキンパン、サンバルパンなど、今ではほとんどの店はあまり見ないパンがあるんだ。パンを試して、昔のシンガポールを体験しよう!


キョン・サック・ベーカリー(Keong Saik Bakery)
41 Keong Saik Rd, Singapore 089146
www.keongsaikbakery.com

次の店はキョン・サック・ベーカリー。2017年にオープンされたこの店は伝統的なレシピを新しくしたカフェで、シンガポールでは有名なデザート屋の一つなの。MRT アウトラム・パーク駅のH出口を出て、徒歩7分くらいのところにあるよ。

 

この店ではヨーロッパのペストリーをシンガポールの伝統的な味にアレンジしたパンやデザートが食べられるの。普通のケーキやパンなどには見られないシンガポールのローカルの味がここで全て見つけられるのが特徴。例えば、オーニー・チーズケーキやドリアン・チーズケーキなど、全ておすすめ。

 

「Muah chee Cube」(S$5.80)
私たちはムアチー・クロワッサンとパンダン・チーズケーキを食べてみたよ。「ムアチー」は「もち」の中国語。このムアチー・クロワッサンにはもちとゴマが入っている。中国、マレーシア、シンガポールでも人気のデザートなんだ。

 

「Pandana Burnt Cheesecake」(S$8.10)
これはパンダン・チーズケーキ。「パンダン」は東洋のバニラといわれる甘い香りのハーブ。パンダンケーキは最近、アメリカのメディアでは「シンガポールのナショナルケーキ」と言われているみたい。このパンダンとココナッツクリームで作られたチーズケーキは食後のデザートにぴったり!この店の予算は大体S$8かな。シンガポール風にアレンジされたヨーロッパのデザートを体験したいと思ったら、この店がおすすめ!

 

まとめ

コロナウイルスでなかなか外に出かけられないこの時期、外食するのはとても大変だと思う。でも、今回紹介したスイーツは、お持ち帰りすれば家でも楽しめちゃうよ!外で食べても家で食べても味は同じだから、も
しスイーツが好きなら、ぜひ食べてみてね!