2021.09.30
毎月シンガポールマップにダーツの矢を投げ、矢が刺さった場所を探索する「シンガポールダーツの旅」。知っているところもあるけれど、全く聞いたことがない地名もまだまだたくさんあり、毎度毎度、新しい発見がある旅となっている。今回訪れた場所は!?
Little India ~Farrer Parkエリア編~
シンガポール島内でも、独特の雰囲気が漂うリトル・インディアから旅をスタート。
ファーラー・パーク方面を目指しつつ、右へ、左へブラブラ歩きながらこの街の横顔を紹介。
1.Tekka Centre (テッカセンター)
リトル・インディアの駅に隣接してあるのが、12個のヘリテイジ・ホーカー・センターにも選ばれているテッカ・センター。シンガポール内最大のウェットマーケットで、肉、魚、野菜、果物など生鮮食品のほか、スパイスや生花、乾物なども並ぶ。また、フードコートのほか2階にあがればショッピングエリアもあり、見て周るだけでも楽しい。
2.Tekka Centre周辺のたくさんの店 テッカセンター周辺
Tekka Centreの周辺には、ヒンドゥー教に関連した像や色とりどりの花飾りを扱うお店、インド風の洋服店、八百屋も並ぶ。きれいに並べられた野菜は、色つやが良くておいしそう。
3.Indian Heritage Centre (インデ ィアン ヘリテージセンター)
お店の前に並べられた花などに目を奪われながら歩いていると、急に現れる現代的な建物。これはインディアン・ヘリテイジ・センター。ガラスとコンクリートのモダンな外観の中でひときわ目を引く、大きくて重そうなドアが印象的。インドの遺産や芸術、文化について知ることができる。インド一色かと思いきや、ちょっと入ったところにはメソジスト教会が。さまざまな人種、宗教が共存しているところにシンガポールらしさを感じる。
4.Kampong Kapor Methodist Church(カンポンカポーメソジストチャーチ)
インド一色かと思いきや、ちょっと入ったところにはメソジスト教会が。さまざまな人種、宗教が共存しているところにシンガポールらしさを感じる。
ちょっと一息 🍹🌴
小雨が降る中での取材だったので、雨を避けてここでちょっと一休み。地元の人がお茶を飲んだり早めのランチを取っているDheen Restaurantで、バナナプラタとマンゴー・ラッシー、コピ・チーノ(コピのカプチーノ?)で糖分補給。デザート系のバナナプラタ、なかなかいける。
5.Former House of Tan Teng Niah (フォーマーハウス)
目を引くカラフルな建物を発見。これは、サトウキビを使った製菓工場を所有していた中国系の実業家タン・テンニアの別荘で、1900年の建築。当時に思いを馳せるのも楽しい。
6.Sri Veeramakaliamman Temple (スリ ・ ヴィーラマカリアマン寺院)
こちらはビビットカラーの牛。ボディにペイントされた花がなかなかかわいいシンガポールで最も古いヒンドゥー教寺院のひとつ、スリ・ヴィーラマカリアマン寺院。リトル・インディアといえばこの寺院を思い浮かべる人も多いのでは。ディパバリ(今年は11月4日)では、1カ月ほど前からこの寺院の前を走るセラグーン・ロードがライトアップされる。まだ見てない人はぜひ!
7. Mahatma Gandhi Memorial (マハトマ ・ ガンジー記念館)
色彩豊かな街の中で、落ち着いた雰囲気を醸し出している建物が、マハトマ・ガンジー記念館。この記念館は、ガンジーが暗殺された後、インドの初代首相のネルーが訪れたのをきっかけに建てられた。
8. Chen Fu Ji (チェ ン ・ フ ・ ジ)
ファーラー・パークの駅からジャラン・ベサールスタジアムの方へ。ジャラン・ベサールの通り沿いに見つけたのが、本誌でもおなじみ、「究極のフライドライス」で有名なChen Fu Ji。今日はここでランチ!
Centurion Sake Ultimate Fried Riceは、国際的なフライドライス・コンペティションでチャンピオンになった同店渾身の一品。パラパラのチャーハンの上に載せられたのは、ピータンの黄身にウイスキーを混ぜたもの。松の実やカシューナッツがアクセントに。
ベイビー・カイランの炒めものはシャキシャキとした歯ごたえと絶妙な塩味に、箸が止まらない!
Chen Fu Jiのオーナー、Roger Kohさん。自ら経営するカニ卸売販売会社から送られてくる生きたカニ。
♬街歩きで見つけたこんなもの♬
突如現れたウォールペインティング。探すといろいろなところで見られるかも?
空き地に置かれた大小さまざまな象の像
こちらはビビットカラーの牛。ボディにペイントされた花がなかなかかわいい
まとめ
ムスタファ・センターやシティ・スクウェア・モールのDON DON DONKIなど、何度か訪れたことがあるリトル・インディアからファーラーパーク周辺。一本路地を入るだけで、また違った表情を見せるエリアでした。