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2021.03.30

海外で出産・育児をするママを全面サポートする助産師さんのコラム。アメリカで母乳育児ケアを学び、母乳育児の確立、早産・多胎児を支援してきた石井助産師は、様々な悩みやトラブルを抱えるママ達の強い味方です。


赤ちゃんの人見知り

サーキットブレーカー(CB)中に家族以外との接触がなかったため、CB が解除されてから家族以外に会うと、こわばった表情をみせたり、不安そうにしているお子様が多くいらっしゃいました。人見知りの多くは、生後 6 カ月頃から始まり、2 ~ 3 歳にはおさまります。

人見知りが起きるメカニズムは「お母さんと他の人を区別できるようになるから」と言われてきましたが「その人に近寄りたいという好奇心の表れ」でもあります。そのため、人見知りをするから社交性がないわけではありません。「近寄りたいけど、ちょっと不安」とい う気持ちの表れでもあります。

人見知りがあると、外出を避けて自宅で過ごしがちになりやすいですが、お子様の好奇心からくる人見知りを育む対応をご紹介します。

 ①人と会うことを避けないようにしましょう。

 ②赤ちゃんが初めて会う人とは、自宅などの慣れている場所で会いましょう。リラックスしている環境だと、 人見知りがおきにくくなります。

 ③お子様に、相手に近づきたいという反応がみられるまでは無理をせず、ママとパパが側にいてあげてください。 赤ちゃんは相手を観察しています。近寄れないが、笑いかけたり表情が和らいでくるまで待ちましょう。

人見知りや場所見知りが激しい場合や 3 歳を過ぎても落ち着かない時には、健診時に相談をしてみてください。“人見知りや場所見知りが激しい=発達に問題がある” とは言えません。お子様それぞれの成長の過程や個性にもよりますので、他の発達と合わせて、総合的にみていきます。新型コロナウイルスの感染対策で、家族以外との交流に制限があるため、人見知りが激しかったり、長引いているお子様も多いです。不安を抱えたままにせず、制限がある環境での対処法を一緒に考えていきましょう。

 


Clinic executive
石井 磨里子 助産師

専門は母乳・周産期ケア。不妊不育専門看護のキャリアを経て、2013年からシンガポールで助産師活動を行い、東南アジア初の邦人向け母子サポート設立に携わる。シンガポールで、不安なく、楽しく、リラックスした妊娠・出産・子育てができるよう、いつでも気軽に頼られる助産師を目指している。

 

過去の記事はこちら:
第5回:赤ちゃんの場所見知り
第4回:オムツかぶれ
第3回:赤ちゃんのかわいいおしゃべり「クーイング」
第2回:赤ちゃんの夜泣き
第1回:ママ一人で悩まないで!

情報提供: ヘルスウェイ・ジャパニーズメディカル

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