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2021.02.01

海外で出産・育児をするママを全面サポートする助産師さんのコラム。アメリカで母乳育児ケアを学び、母乳育児の確立、早産・多胎児を支援してきた石井助産師は、様々な悩みやトラブルを抱えるママ達の強い味方です。


オムツかぶれ


 今回は、赤ちゃんのかわいいお尻を悩ませる「オムツかぶれ」が、テーマです。オムツかぶれの原因は、むれや擦れ、尿や便の刺激です。症状は皮膚が赤くなって気づくことが多いです。最初は発赤だけでも、赤ちゃんは常時オムツをしているため、ひどくなってしまうとしみて痛がります。
 悪化予防として、オムツかぶれの時によく使われるワセリンは、皮膚を保護してくれます。亜鉛華軟膏は、元気な皮膚への再生を手伝ってくれるのでおすすめします。

オムツかぶれの予防は、
①オムツを適時交換する。
生後1ヶ月までは、オムツが汚れていても赤ちゃんは泣かずに寝ていることが多いので、3時間に1回はオムツを確認しましょう。成長と共に膀胱で尿がためられるようになってきますが、1歳までは日中3~4時間おきにオムツを確認してください。

②ワセリンで皮膚を保護する。
皮膚に尿や便が触れている時間が長いと、かぶれを生じやすく、また悪化しやすいです。かぶれやすいお子様は、ワセリンで皮膚を保護して予防することができます。その際に肛門や尿道は塞がないように気をつけてください。

③皮膚が濡れたままオムツをあてないようにする。
オムツ内の湿度は高く、蒸れがかぶれを引き起こします。お風呂上がりや排便時にお尻を洗った時は、水分をしっかり拭き取り、うちわなどで仰いで、水分を飛ばしてからオムツをしましょう。

 シンガポールには、使用しているオムツが合わないお子様も多いです。素材や通気性がオムツメーカーさんによって異なるため、お子様に合ったオムツが見つけられるといいですね。おしり拭きに含まれている薬剤で、かぶれるお子様もいます。コットンやガーゼを濡らして、おしり拭きに使用するのも刺激が少なくておすすめです。
 
 軟膏を塗り続けていても、なかなか良くならないかぶれは、細菌や真菌(カビ)が原因のことがあります。これらが原因で長引いているかぶれは、ワセリンや亜鉛華軟膏では改善しません。また、真菌が原因の時にステロイド軟膏を使用すると症状が悪化しやすいため、症状が長引く場合は、受診をして適した処方をしてもらいましょう。

 


Clinic executive
石井 磨里子 助産師

専門は母乳・周産期ケア。不妊不育専門看護のキャリアを経て、2013年からシンガポールで助産師活動を行い、東南アジア初の邦人向け母子サポート設立に携わる。シンガポールで、不安なく、楽しく、リラックスした妊娠・出産・子育てができるよう、いつでも気軽に頼られる助産師を目指している。

 

情報提供: ヘルスウェイ・ジャパニーズメディカル

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