2021.01.04
海外で出産・育児をするママを全面サポートする助産師さんのコラム。アメリカで母乳育児ケアを学び、母乳育児の確立、早産・多胎児を支援してきた石井助産師は、様々な悩みやトラブルを抱えるママ達の強い味方です。
赤ちゃんのかわいいおしゃべり「クーイング」
生後1歳未満の赤ちゃんのおしゃべりには「クーイング」と「喃語」があります。
「クーイング(cooing)」は、生後1ヶ月から始まる子もいますが、生後2〜3ヶ月になると、より多く聞かれます。クーイングは、赤ちゃんが「アー」「ウー」 と、母音を発します。お母さんやお父さんの声かけにタイミングよく、クーイン グすることもあるため、赤ちゃんと会話をしているようで、楽しいです。
「喃語 (babbling)] は、「バブバブ」「ダッダッ」と多音節で発声します。生後3〜4ヶ月から聞かれます。特に「パッパ」は、お父さんを呼んでいる音で、かわいいですね。
お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを見つめながらやお母さんのお顔を見てお喋り、また少し離れているお父さんを呼んでいるように聞こえるクーイングは、すごくかわいらしい姿で、赤ちゃんの愛おしさが増します。
クーイングが聞かれたら、赤ちゃんと目を合わせて「お喋りしてるの。そうなの。嬉しいね」と、クーイングに答えてあげてください。家事や仕事をしていて、手が離せない時は「これ終わったら、遊ぼうね」「◯◯ちゃん、お 話ししてるの。楽しいね」と、声で返してあげてください。クーイングは、ご機嫌な時に発することが多いため、自分のクーイングに反応が返ってくると、赤ちゃんもコミュニケーションを楽しめます。
新年には「あけましておめでとう!今年もよろしくね!」と、クーイングで、挨拶をして、お話ししてくれる赤ちゃん にスタッフも癒されております。
本年もお子様の成長をサポートさせていただけることをスタッフ一同、楽しみにしております。
Clinic executive
石井 磨里子 助産師
専門は母乳・周産期ケア。不妊不育専門看護のキャリアを経て、2013年からシンガポールで助産師活動を行い、東南アジア初の邦人向け母子サポート設立に携わる。シンガポールで、不安なく、楽しく、リラックスした妊娠・出産・子育てができるよう、いつでも気軽に頼られる助産師を目指している。
情報提供: ヘルスウェイ・ジャパニーズメディカル
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