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2020.11.30

海外で出産・育児をするママを全面サポートする助産師さんのコラム。アメリカで母乳育児ケアを学び、母乳育児の確立、早産・多胎児を支援してきた石井助産師は、様々な悩みやトラブルを抱えるママ達の強い味方です。


赤ちゃんの夜泣き

 おっぱいや抱っこをして泣き止むようでしたら「夜泣き」ではないですが、何をしても泣き止まない「夜泣き」は、お母さんとお父さんを悩ませます。赤ちゃんが夜泣く理由は、オムツが汚れている、喉が乾いている、お腹が空いている、寝ぐずり、お腹に空気がたまっている、環境などが挙げられます。今回は「脳の発達」が原因と考えられている赤ちゃんの夜泣きについてお話しします。

 夜泣きは、早い子で生後4カ月から始まり、生後7〜10カ月が一番多いのですが、全くしない子もいます。睡眠中は、深い眠りと浅い眠りを繰り返して寝ています。深い眠りの時に成長ホルモンが分泌されますので、寝ることは成長に大切ですが、まだ未熟な赤ちゃんは、脳の発達のバランスで、浅い眠りの時に眠たいのに眠れなくて夜泣きをします。泣き始めは、お腹や背中をトントンして「ママここにいるよ」と声をかけると、安心してそのまま自分で入眠することもあります。火がついたように泣き、泣き止まない時は、優しく包むように抱っこして、背中をさすりながら落ち着かせてあげるか、リズムをつけてゆりかごのようにあやすのもいいです。

 夜泣きは、まわりに迷惑をかけていないか、苦情がきてしまわないかと気になってしまい「早く泣きやんで寝てほしい」と焦って対応しがちですが、赤ちゃんを安心させることも夜泣きがおさまる方法の一つです。赤ちゃんの泣き顔を見て、より焦ってしまう時は、おんぶしながら、お尻をポンポンしてあやしたり、歌をうたってリズムをとって寝かしつけてみましょう。眠い中、赤ちゃんをあやす夜が続くと「眠れない夜がずっと続くのかな」 と、不安やストレスが溜まります。でもこれは、一時的な脳の発達でおきていることも多く、2週間ほどで自然に落ち着いてきます。

 夜泣きの間は、お母さんも無理をせず赤ちゃんと一緒にお昼寝をして、週末は旦那さんに協力をしてもらって体を休めましょう。夜泣きが長く続いている、夜泣きの原因がわからない時は、お母さんも赤ちゃんも眠れなくてつらいため、一緒に原因を考えて、対処法を見つけていくお手伝いをさせてください。

 


Clinic executive
石井 磨里子 助産師

専門は母乳・周産期ケア。不妊不育専門看護のキャリアを経て、2013年からシンガポールで助産師活動を行い、東南アジア初の邦人向け母子サポート設立に携わる。シンガポールで、不安なく、楽しく、リラックスした妊娠・出産・子育てができるよう、いつでも気軽に頼られる助産師を目指している。

 

情報提供: ヘルスウェイ・ジャパニーズメディカル

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