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2020.11.30

シンガポールに在住の皆様に、ぜひ知っておいていただきたい医療や健康に関するさまざまなトピックを、ラッフルズ・ジャパニーズクリニックの日本人医師が、図表やグラフなどを交えてわかりやすく解説します。


「上唇小帯」って何?

 上唇小帯とは上唇を持ち上げたときに見える唇の裏側の前歯の歯肉の間についているヒダの部分をいいます。
 赤ちゃんの頃は、比較的太くて前歯の近くに付いていますが、あごの骨が成長してして行くと細くなり、上の方へ位置が変わっていきます。永久歯が生える頃になっても歯の裏側まで延びている場合は、歯並びに影響するため処置をすることがあります。なかなか前歯の隙間が閉じなくて不安な方は一度 検診時に相談してみてください。

 

歯ブラシのポイント!
上唇小帯が太く歯の近くに付いているため、プラークが溜まりやすくなってしまいます。しっかり磨かないといけないのですが上唇小帯はあたると痛いので、指で小帯を保護しながら、指をガイドにして磨きましょう。

 

今回の担当ドクター

歯科
伊藤 明雄 歯科医師 Dr. Akio Ito
日本大学松戸歯学部卒業
日本大学松戸歯学部小児歯科講座所属
2011年10月より現職

日本顎咬合学会会員
日本歯内療法学会会員

情報提供: ラッフルズ・ジャパニーズクリニック

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