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2020.11.02

アルビレックス新潟シンガポール(アルビ)を設立した2004年当初からクラブに所属し、影でチームを支え続けてきたキットマンのロイ・クリシュナンさんにインタビュー!シンガポール代表選手としての活躍や、 アルビへの想いを伺ってきました。



Roy Krishnan(ロイ・クリシュナン)
1951年4月1日生まれ。2004年からキットマンとして練習用具の管理やユニフォームの洗濯などでチームを支える。気さくな人柄から選手との距離も近く”ロイさん”の愛称で歴 代選手からも愛されている。かつてのシンガポール代表選手として世界各国への遠征や、サッカーの王様ペレとの対戦経験を持つ彼の活動は伝説となっている。


キットマンとはどのようなお仕事ですか?
トレーニングや試合で使った備品を 洗ったり数量を管理するのが私の仕事です。試合後にロッカールームにゴミが落ちていないかもチェックしますが、これは私がアルビに来てから学んだ習慣、精神です。

ロイさんご自身もサッカーをされていたとお伺いしました。
7歳くらいの時だと思うのですが、サッカーボール程の大きさのプラスチックボールで遊んでいたときに、地元のサッカーチームの監督に「上手だから一緒にサッカーをしよう」と声をかけられ、 サッカーチームに入りました。

アルビに加入する前はどのようなことをされていたのでしょうか?
幸運なことにシンガポールのユースチームの監督に自分のプレーを認めてもらえて、ユースチームで活動しました。その後はプロサッカー選手にな り、シンガポール代表にも選ばれ、国際大会に出場したりもしました。選手を引退後はキットマンとしてサッカーにずっと関わっています。

プロのサッカー選手として活躍していた頃の思い出をお聞かせください。
ニューヨークコスモスと対戦し、サッカーの王様ペレ、ドイツのベッケンバウアーと一緒にプレーしたことです。世界のスーパースターとの対戦にとても興奮しましたし、同時にシンガポールを代表してサッカーをしていることを誇りに思いました。

アルビに加入したきっかけは?
ジュロン FC でキットマンをしていたのですが、2004年に日本人チームが来るということを聞き、加入したいと思いました。日本に行った経験もあり、間違いなく良い経験になると思ったからです。

アルビの魅力とは何でしょうか?
是永会長や難波社長、GMをはじめ、クラブスタッフがみんなお互いを助け合うところが良いところだと思っています。チームで言えば、サッカーの技術やサッカーに向き合う姿勢はシンガポールにないものです。このチームからはたくさんのことを学びました。

アルビのローカル選手に期待することは何でしょうか?
アルビがシンガポール人を獲得することが決まった時は嬉しかったです。日本人と 協力してこの先のサッカーの発展を目指すこ とができるのは素晴らしいことだと思います。 ここは人としてもサッカー選手としても成長するために最適な場所だと思っており、ローカル選手には「アルビはローカルチームとは完全に違う」ということを何度も伝えていま す。練習に取り組む姿勢、そして規律を守り、何に対しても誠実である態度。この違いを学ぶことはシンガポール人選手にとって一番重要であると思いますし、積極的にチーム、日本人選手のトレーニング、生活を見て学んでほしいと思います。

アルビに所属して何かご自身の変化はありますか?
たくさんの規律の中で選手が活動しているので、私も大好きなお酒やタバコを我慢しなければいけないことでしょうか (笑)

今後のアルビに期待することは?
3連覇を達成しましたし、特に2018年はシーズンを通して無敗での優勝でした。世界中のリーグを見ても滅多にないことだと思いますし、これを継続することは大変だと思います。シンガポール人、日本人に関係なくチーム全員が協力することで、自然にクラブは良い方向に進むことができるはずです。これまでと変わらず、みんなで目標に向かって頑張るアルビであり続けることを願っています。

個人の目標をお聞かせください。
素晴らしい同僚に恵まれ、69歳となった今でもサッカーに関わることができています。一生懸命頑張る選手たちと一緒に仕事ができて楽しい日々を過ごしています。それぞれの年が私にとって大事なので、今の選手たちと一緒に優勝することが私の目標です。