2020.03.27
日本とシンガポールの共働き社会
現代21世紀の社会では、「男性は仕事、女性は家庭」という考え方はもう古いと言えるだろう。シンガポールや日本でも、社会で活躍する女性の数がますます増えるという傾向が見られる。そこで、共働きの家族も増加の傾向を示している。共働きは悪いというわけではないが、問題点もあるのではないだろうか。
現代の女性は自分の夢を追いかけることができる。男性と同じく教育が平等に受けられて、色々な職業で活躍できる。自分の才能を生かし働いている女性はいい給料を得ていて、夫を頼る必要がないのだ。また、共働き家族の平均収入は結構高いそうなので、生活は楽になるだろう。日本では、子供を大人になるまで育てるのに費用は1,000万円以上かかるそうなので、やはりお金があるのは第一なのではないだろうか。
しかし、よく考えたら、共働きは子供に悪い影響を与えるかもしれない。共働きの場合、子供と遊ぶ時間や話す時間がどうしても少なくなってしまい、子供が寂しがるだろう。子供が「愛情不足」を感じてしまう可能性も高くなる。両親が忙しいので子供を祖父母に預けることがシンガポールの解決方法の一つなのだが、日本のように大きい国では家族全員は同じ都市に住まないので、無理だろう。
シンガポールでは、政府がさらに保育園を立てることにした。両親が側にいなくても、保育園で勉強したり遊んだりすれば、そんなに寂しがらないだろう。その上、シンガポールと日本は働く条件が厳しくて子育てに悪いと思うので、労働時間を減らした方がいいではないだろうか。そうすれば、親にも子供にもいい社会が作られるだろう。
グロリア・ ホー
グローバル研究を専攻している 4 年生のグロリア・ホーと申します。読書とハイキングも大好きです。専攻からわかるかもしれませんが、国際政治や言語の勉強に興味を持っています。将来数年間外国で働いているのが夢です。どうぞよろしくお願い致します。