• Singapore Youth Report
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2020.01.30

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)日本語履修生が日本語で様々なトピックをつづります。
 


国際結婚

 夏休みに日本に行って、外国人と付き合っている日本人が思った以上に多かったことに気付いた。しかし、この人達の中に、親が二人の関係を嫌がっていた人もいた。文化や宗教的な問題があるという意見もわからないわけではないが、親が違う民族の私はこの国際的な社会が進んでいる方向はいいと思う。
 まず考えるべきなのは、どうして日本での国際結婚が増えているのかということだ。日本は高齢化社会になっているので、人口を増やすために日本は外国人を迎えている。そのため、日本に住んでいる外国人が増えているわけだ。この変化のため、日本人は外国人と出会うチャンスが多くなっているので、国際結婚が増えるのは当然なことだと思う。
 国際結婚が増えているとしても、色々な問題もあるわけだ。一番大きな問題は宗教の問題だと思う。宗教によって色々な生活の違いや食事制限があるので、相手にだけでなく、相手の家族にも問題になるケースが多いと思う。例えば、イスラム教の人たちは豚肉なしやハラルの食べ物の食事制限があるし、相手もイスラム教にならなくてはいけないのは普通だ。そのように違う宗教の人と結婚すると生活もガラッと変わるかもしれないので、日本人と結婚する時より考えなくてはいけないことが多いだろう。
 シンガポールにも国際結婚が多い。シンガポールは色々な民族の人もいるので、民族が違う人と結婚することがあるし、外国人と結婚することもよくある。日本と同じく宗教の問題もあると思うが、シンガポールには昔から色々な文化や宗教の人が共に生活しているので、宗教や文化の問題を乗り越えるのは日本ほど難しくないだろう。
 国際結婚はいいことだと思う。世界の国々がすべて国際的になっているので、違う文化の人と人の間の壁を壊すのはすごく重要だと思う。こういう新たな人と人の関係が普通になると、シンガポールや日本だけでなく、全世界はもっと人に優しくなっていくのではないだろうか。

ティ・ディロン・ウェイジエ・ジェイダルマン
初めまして、ディロンと申します。今社会学を勉強している三年生です。中学校で四年間日本語を勉強をしましたが、大学に入っても日本語を続けました。いつか日本に住んでみたいので、日本語の勉強も専門の勉強も頑張っています。でも、まだ東京と大阪しか行ったことがないので、九州、北海道、四国にも行ってみたいです。よろしくお願いします!