2019.12.12
シンガポールプレミアリーグが選出する各年間賞及び、一般投票に基づき選出された「シンガポールプレミアリーグ ベストイレブン」が発表されました。#7 山﨑海秀選手と#10 仲村京雅選手が受賞し、アルビレックス新潟シンガポールはフェアプレー賞を受賞。今回は受賞したお2 人にお話を伺いました
10 月31 日(木)オーチャドホテルにて行われた授賞式にてトロフィーを持つキャプテンの仲村京雅選手
トロフィーを持つ副 キャプテンの山崎海秀選手
ベストイレブン受賞のお気持ちをお聞かせください
仲村京雅選手(以下「仲」):素直に嬉しいです。ただ、チームとして結果が残せなかったので、正直賞をいただいていいものなのか、という気持ちがあります。
山崎海秀(以下「山」):一年間チームとしてがんばってきたので、2人が代表して貰ったと思っています。
今シーズンを振り返ってみていかがでしたか?
山::苦しい、難しい時期でした。ただ、その分昨年と比べて今年は成長することが出来ました。
仲: 点をあまり取ることが出来ませんでした。ゴールをもっと決めたかったです。もっとやれたなと思う気持ちはありますね。
思い出に残っていることはありますか?
山:バレスティア戦2戦目で今年初めて点を入れることが出来ました。ゴールまで結構距離があったのですが、ダイレクトにゴールを決めることができました。年間ゴール賞には選ばれなかったのですが、プロに入って初めてのゴールでしたので良い思い出です。
仲:マレーシアで開催された「スルタン・オブ・セランゴール杯」のシンガポール選抜に選出されたことですね。僕と山崎選手でマレーシアに行かせてもらいました。5万5千人の観客がいる中でプレーさせていただきました。観客席からの歓声が声というよりも物音、怒号に聞こえる初めての経験で、もっと上にいけばもっと凄いんだろうな、上に行きたいなと思いました。
山:マレーシアに行かせて頂いた際、とても強い選手がいて、自分は何もできないまま試合を終えてしまいました。久しぶりに悔しさを感じましたね。それがきっかけで気合いが入りました。
仲:もう一つ思い出に残っていることがあって、プロになって初めてキャプテンをやらせていただいたことです。 あまりリーダーシップをとるキャラではないので、選手それぞれ性格が違うなか、みんなをまとめることができないこともあり、難しかったのですが、とてもよい経験になりました。
今後の目標は?まだどこのチームに行くかも分からないのですが、やることは変わりません。毎日プレーの精度を高めるのみです。
山:怪我をしないで一年を乗り切ることです。
仲:今年は全員一度は怪我をしたのではないか、というくらいの激しい戦いでした。
山:大きな怪我をする人が多かったです。
仲:何カ月も離脱する人もいました。
お2人から読者へのメッセージをお願いします
良い時も悪いときも、一年間温かく見守ってくれてありがとうございました。応援してくれたのに結果を出せず、悔しい思いでいっぱいです。今年でサッカー人生を辞める人もでるかもしれませんが、それぞれの人生はまだまだ続くので、温かい目で見守ってくれれば良いなと思います。