• シンガポールで食べること
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2019.11.01

前回はシンガポールのサスティナビリティと農業について書かせて頂きましたが、「シンガポールの農業」といってもあまりイメージが湧かないと思います。気軽に訪問でき、自然に癒される農園、アーバンファームを併設した都会のダイニングなど、「シンガポールにもこんなところが!?」と驚くスポットを紹介します♪農業や環境のことを身近に感じることができ、普段とは違う視点でシンガポールを見ることのできるお勧めの場所です!

【見学可能なお勧め農園】

パッションフルーツの木を発見!子連れにもおすすめのスポットです


Bollywood Veggies
2005年から営業している農園とレストラン施設。「ドラゴンフルーツはこうやってなるのか!」など、野菜や果物の成長過程がわかるような工夫が園内になされ、併設のレストランでは野菜や果物がたっぷりの美味しい食事も楽しめます。個人的にはここの香り豊かなココナッツライスが美味しいナシレマ、ジャックフルーツのカレーがお勧めです。農園見学、料理クラス等も開催してますよ。

Bollywood Veggies
100 Neo Tiew Road, (S)719026 (Kranji)
https://bollywoodveggies.com/

天井の屋根は温度により自動開閉し、農園内の温度を自動調整。農業のAI化が進んでいます!


Kok Fah Technology Farm
AI技術を取り入れ、人の手をかけない工夫が至るところに施されている、人員を最小限にして管理している農園です。育てられた野菜はNTUCなどに出荷されているので、きっとここの野菜は味わったことはあるはず!併設の野菜売り場では農園で採れた新鮮野菜が安価で購入できます。予約制で見学可能です。 

Kok Fah Technology Farm Pte Ltd
18 Sungei Tengah Road, (S)698974
www.kokfahfarm.com.sg


【アーバングリーンスポット】

堰シェフとそのチーム。目の前がファームで、「Farm to Table」のコンセプトを体現できます


NOKA
新しく生まれ変わった「FUNAN Centre」の7階にあるシンガポール初のアーバンファームレストラン。併設のEdible Garden City と共同運営の農園では野菜やきのこ、エディブルフラワー栽培の様子が見学でき、レストランではファームで採れた野菜を使用しています!ヘッドシェフの堰琢磨氏率いるチームによるクリーンなモダンジャパニーズスタイルの食事はもちろん、懐の深い堰シェフとの会話も癒し効果大です!

NOKA
#07-38 Funan (Lift Lobby A) 109 North Bridge Road,
(S)179097
www.noka.sg

ビルの上のガーデンで青色着色料の元となるバタフイピーを発見!

The Garden Club
タンジョンパガーという都会のど真ん中にあるレストランはまさに「都会のオアシス」!ダウンタウンギャラリーの5階にあり、ファームで採れた野菜を使ったヴィーガンメニューに力を入れています。ヴィーガン専門店ではないのでお肉、お魚料理もいただけますよ。 

The Garden Club
OUE Downtown Gallery, #05-01
6A Shenton Way (S)068815
www.thegardenclub.sg



ケルニン青木康子 さん

食のイベント会社Spoonful代表。シンガポールでメディアに7年勤務後、「食」を通して人と人、社会と社会をつなぐ食イベント会社Spoonfulを2014年に企業。ライフワークとして、シンガポール料理の調査、研究を手がける。