2019.11.01
え!この料理が作れるの?!というシュンスケさんの一押しレシピ。今回は、イタリアの漁師達がその日の獲物を船上で海水とトマトで煮込んで食べていたのが由来と言われる、庶民的海鮮料理のレシピをご紹介します。
シーフードグアゼット
材料 2人前(2包み)
トマト・・・・・5 個
ニンニク・・・・・3 かけ
エビ・・・・・4 尾
イカ・・・・・1 尾
魚の切り身・・・・・4 切れ
(キューブ状)
白ワイン・・・・・適量
(トマトがお鍋でヒタヒタに漬かる量)
チキンコンソメ・・・・・1/2 かけ
ベイリーフ・・・・・1-2 枚
オリーブオイル・・・・・少々
ベーキングソーダ・・・・・少々
パン粉・・・・・少々
作り方
1.写真のようにトマトに浅く切り目を入れ、沸騰したお湯に数秒漬けて皮をむく。トマトを1/4にカットして種を取り、ダイス状に切る。
3.15分後、エビについたベーキングソーダを水で綺麗に流す。
4.大きめのお鍋にオリーブオイルを適量入れ、みじん切りにしたニンニクを炒める。良い香りがしてきたらトマトを入れ、塩コショウで味をととのえる。
6. トマトを木べらなどで崩しながら沸騰させ、沸いたら弱火にし、蓋をして約10分煮込む。
7. ワインのアルコール分が飛びトマトが崩れたら、そこに魚介類を入れ中火にする。魚の煮崩れを防ぐため、あまり混ぜないように再度沸騰させる。
8. 沸騰したら再び弱火に落とし、トロミ付けのために少量のパン粉を入れて完成。
9.フレッシュパセリなどを最後に振りかけ、バゲットなどのパンと提供しましょう。
ワンポイント
・本来フュメドポワソンと言って魚介の骨とお野菜から取ったダシを使うのですが、今回はご家庭で簡単に調理して頂けるようチキンコンソメキューブで代用しています。
・ここではエビ、サーモンとイカを使用しましたが、貝類などお好みの魚介類で代用頂けます。
・ベーキングソーダにはたんぱく質の凝固を防ぐ作用があり、エビに絡めることで調理後もプリプリに保つことができます。
楠橋 俊介 さん
幼少の頃から瀬戸内海の老舗旅館で日々和食に触れて育ったが、コルドン・ブルーでフランス料理の真髄を学びその後ロサンゼルスのリッツ・カールトンで長年シェフを務める、経営学修士課程終了後はシンガポールの大学で料理学とホテル経営学の教鞭を執る。